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TAG: センサリーデザイン

ドバイ万博、センサリー・アクセシブル・イベントに認定される

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画像出典元:ザ・ナショナル https://www.thenationalnews.com/

センサリーデザイン最前線 第59回

 
ライターの青いロクです。本日は4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせて発表された、海外のニュースをご紹介します。

ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai、ドバイ万博、公式サイトでの、発達障害者を含む障害者への配慮についてのニュースです。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて、2021年10月に開催予定の当博覧会。当初は2020年10月からを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大のため1年延期されたものの、呼称はExpo 2020 Dubaiのままとされています。

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センサリーデザイン・デバイス「WEAR SPACE」、本日より一般発売開始!

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画像出典元:株式会社Shiftall https://ja.shiftall.net/

ASD & ADHD Magazine TENTONTO代表のユミズです。本日ご紹介するのは、当サイトで度々ご紹介してきたセンサリーデザイン・デバイス、WEAR SPACEについての続報になります。
 
 
集中力を高めるウェアラブル端末 「WEAR SPACE」一般販売を開始-2020年11月20日ニュースリリース
 
 
こちらの記事によりますと、なんと本日より一般販売がスタート、Amazon、アスクルでも近日中に販売取扱いが開始されるとのことです。

価格は3万5,000円。昨今のコロナ禍での労働環境の変化から、在宅での仕事に集中するためにも用いることができるWEAR SPACEに、今後も注目が集まりそうです。
 
 
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画像出典元:株式会社Shiftall https://ja.shiftall.net/

 
TENTONTOwebでは、パナソニック アプライアンス社デザインセンターFUTURE LIFE FACTORY様とのコラボレーション企画や、実際に使用してみてのレビューについての記事を掲載中です。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
 
 
発達障害当事者はウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」の癒やしを体験するか
FUTURE LIFE FACTORY by Panasonic Design × TENTONTO 「WEAR SPACE」体験会を行ないました
Wear Space: wearable device prototype by Panasonic – The Japan Times
集中できない障害―ADHD・発達障害の困難と、大きな反響を呼ぶパナソニック発の最新デバイス「WEAR SPACE」
WEAR SPACEで映画鑑賞体験―発達障害当事者レビュー
WEAR SPACEを入手!ファストレビュー①
WEAR SPACEを入手!ファストレビュー②
WEAR SPACE レビュー③ コロナ下におけるオフィス勤務での使用感について
 
 
ユミズタキス

WEAR SPACE レビュー③ コロナ下におけるオフィス勤務での使用感について

全体
ライターの青いロクです。6月末に”集中力を高めるウェアラブル端末”WEAR SPACEのレビュー( 第1回第2回 )を投稿しました。その後の使用状況、使用感について、改めてご紹介したいと思います。

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WEAR SPACEを入手!ファストレビュー②

 
サイズ比較

昨日の記事の続きです)

電源と装着時に持つ部分

 
電源の入り切りは数秒間の長押しで行います。一般的なノイズキャンセリングイヤホンと同様の仕様に思われます。すぐに付け外しできる防音イヤーマフの代用と考えた場合には、即座に電源が入らないのは不便に感じる人もいるかもしれません。

イヤーカップ下部のアームの付け根が一番しっかりしているので、つけ外しする際はここを持つとよいと思います。

 

ヘッドサポートとヘッドバンド

 
届いた段階では「ヘッドサポート」という部品が装着されており、耳の上部分を抑えることで、ずれやずり落ちを防ぐようになっています。これらは付属の「ヘッドバンド」に付け替えることが可能で、より保持力が増すとのこと。

私はある程度長時間の着用を見込んでいたため、すぐにヘッドサポートをヘッドバンドに交換して使うことにしました。交換方法についてはオンラインマニュアルにて動画で説明されています( 2-3. ヘッドサポートをヘッドバンドに差し替える|WEAR SPACE オンラインマニュアル )。

ヘッドバンドの長さの調整はマジックテープで行います。先にアームとイヤーカップの位置を調整し、その後にヘッドバンドを調整をすると適正なフィッティングにしやすい気がしました。

その後念のためヘッドサポートの方も試してみようと付け替えてみましたが、顔の向きを変えるとずれてしまい、なかなか思うようにフィットしなかったので、やはりヘッドバンドを使うことにしました。

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WEAR SPACEを入手!ファストレビュー①

 

ライターの青いロクです。

以前より当サイトにて有用性をご紹介し、2018年12月にクラウドファンディングの目標金額を達成したShiftall製”集中力を高めるウェアラブル端末”WEAR SPACE。先日、購入した私の手元に届きました。第一印象のレビューと、改めてこれまでの経緯を簡単にご紹介してみたいと思います。

WEAR SPACE 製品版

筆者撮影:WEAR SPACE 製品版

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ADHDと在宅ワーク―快適に働く方法

職場環境を家庭に再現すること

画像出典元:CNN Health News https://edition.cnn.com/health/

 
皆さんこんにちは、ライターのmarfです。非常事態宣言から今日に至るまで、わたしの職場では従業員が自宅で仕事をするようになりました。

本日の更新ではCNN Health News、ADHD(注意欠陥多動性障害)をもつ当事者向けの在宅ワークをよりよくするアドバイス記事の翻訳と共に、自分の在宅ワークの体験と重ねつつ、読んで感じたことを書いてみたいと思います。

If you have ADHD, here’s how to manage working from home(ADHDをお持ちの方、在宅ワークの管理方法はこちらです)
文:クリステン・ロジャース(CNN)
イラスト:リア・アブカヤン(CNN)
2020年5月29日
より、部分引用して翻訳

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ADHDデジタル療法アプリ 特例で使用可能に

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画像出典元:Business Wire https://www.businesswire.com/

センサリーデザイン最前線 第58回

ライターの青いロクです。本日は、コロナ禍のさなかに暮らす米国のADHD(注意欠陥多動性障害)児にとっての明るいニュースをお届けします。

アメリカで医薬品としての認可を目指していた、ADHD児向けデジタル療法アプリ「Endeavor(エンデバー)」。このアプリが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止策として医療関係者との接触を減らす新しいガイダンスのため、特例で使用可能になったとのことです。

Endeavor(エンデバー)は、Akili Interactive Labs(アキリ・インタラクティブ・ラブズ)が開発したアプリ。このアプリはAKL-TO1、Project EVOともこれまで呼ばれてきました。

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センサリーゲーム『風ノ旅ビト』無料配信中

COVID-19の影響で外出自粛の続く昨今、みなさんは家でどんな風に過ごしていらっしゃるでしょうか。

そういった情勢のなか、ソニーが「Play at Home」の一環としてゲームタイトルの無料配信をしています。
以前、TENTONTOでもご紹介したPlayStation4用ソフト「風ノ旅ビト」も期間中は無料でダウンロードできます。詳しくはこちらをご覧ください。無料ダウンロードは5月6日05:00まで。

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新型コロナウイルス(COVID-19)と企業。自閉症当事者のための、新たなビジネススタイルの萌芽

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画像出典元:CNBC https://www.cnbc.com/

センサリーデザイン最前線 第57回

TENTONTOメンバーのYutaniです。新型コロナウイルスの流行により急速に社会が変容する中、アメリカのある企業はこの状況をチャンスと捉え、自閉症スペクトラム障害を持つ人達をパートナーとする新しいビジネス形態の定着にチャレンジしてます。今日は、アメリカのニュースメディアCNBCの記事より、ITコンサルティング企業・Auticonによる試みについて紹介します。

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VANS、自閉症スペクトラム児向けシューズの新ラインナップを発表

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画像出典元:CNN https://edition.cnn.com/

センサリーデザイン最前線 第56回

代表のユミズです。本日のCNN Healthのニュースにて、シューズブランドVANSより自閉症スペクトラム児の感覚に寄り添った、自閉症啓発コレクションの新バージョンが発表されたと報じられました。

自閉症スペクトラム障害をもった子どもあるあるの感覚過敏や習慣からくる困難に配慮した、靴で日常生活につまづかないようにするためのセンサリープロダクトです。

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