「橋ガール」をみてしまう
画像出典元:三井住友建設 様 http://www.smcon.co.jp/
テントントの僕らの目が輝くもの 第7回
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私が感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。
自閉症スペクトラム(ASD)、特にアスペルガーを持つ方の多くは、システムに対する感覚が鋭いとされています(システム化指数(SQ)として測定できます。詳細はこちらの記事を参照)。ここでいうシステムとは、平たく言うとなにかの「つくり」のことを指します。例えば言語や社会、映画、コンピュータプログラムなど、どんな「つくり」になっているか気になる対象はたくさんあります。ASDの方はしばしばそのどれかのシステムに造詣を深めています。
注意欠陥多動性(ADHD)とASDの両方を持つ私は、興味の対象を絞ってあるシステムに対する深い理解を得るということよりも、注意を色んな所に飛ばして色々なもののシステムをつまみ食いしようとする傾向があります。そんなことを繰り返してきたので、私の脳には持ちきれないほどの豆知識が詰まっています。
三井住友建設のサイト内企画「橋ガール」に出会ったのも、大きなものってどうやって作るんだろうという素朴な疑問のもとにネットサーフィンをしているときでした。「セントル」というアーチを作る枠を使うと効率良く施工できる構造物があるということがわかり、その事例を探していたのです。こちらがその記事。