ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。今回も、第6回に引き続き『自閉症スペクトラム入門―脳・心理から教育・治療までの最新知識』の著者でケンブリッジ大学の発達心理学者サイモン・バロン=コーエンさんの提唱する「共感化―システム化仮説」に登場する指標をご紹介します。今回はシステム化指数(Systemizing Quotient:SQ)と対をなす、共感化指数(Empathizing Quotient:EQ)をご紹介します。
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
本日は当サイトTENTONTO webの新コンテンツを発表させて頂きます。その名もTENTONTO RAP PROJECT(テントント・ラップ・プロジェクト/略称:TENTONTRaP)!
TENTONTRaPは、テントントさんがやってみたコト 第4回にてご紹介させて頂いたAS(アスペルガー症候群)を持つアイルランドのラッパーRyan Larmourさん達の活動をリスペクトして、ここ日本でもASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)やADD(注意欠陥障害)を持つ方々(当サイトでは”テントントさん”と呼んでいます)の感覚の違いから生じる問題についてラップに乗せて伝えようというプロジェクトです!TENTONTO完全監修のもと、現状判明している発達障害についての正しい情報によるリリック(歌詞)を目指すことが、このプロジェクト最大の特徴です。
当サイトの公式キャラクター飛鳥井 るうが(あすかい るうが)も、ラッパー”MC Ruuga”として参戦予定です!
また、本プロジェクトに関して新メンバーの募集を本日より開始致します。興味のある方はABOUT USをお読み頂いた上、こちらからお気軽にご連絡ください。
続報を乞うご期待下さい!
画像出典元:只本屋 様 https://twitter.com/tadahon_ya/
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
この度最新号TENTONTOno.2と、増刷しましたTENTONTOno.1の配布ご協力店舗が増えましたので、ご案内させて頂きます。冊子TENTONTOは、人それぞれの感覚は(ひとりひとり生まれつき顔が違っているように)違っていることの認識を広めるため、感覚の違いに起因した問題を抱えやすいASDやADHDを持つ方々に注目し、センサリーデザイン(感覚の違いから生じる問題を解決するデザイン)についての情報を発信するZINE(フリーペーパー)です。
新たに本日プレオープンとなった京都・出町柳のフリーペーパー専門店 只本屋 様にご協力頂き、店頭にて冊子を置かせて頂くことになりました。また本日デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催されましたフリーペーパーミニフェスにも参加させて頂きました。沢山のご来場ありがとうございました。会場の様子はONLY FREE PAPER 様がこちらでご紹介されています。
ご協力頂いております店舗を以下にまとめましたので、お近くの方はぜひお訪ね下さい。
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画像出典元:Autism Daily Newscast 様 http://www.autismdailynewscast.com/
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutaniです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いを多くの人へ伝える活動をされている方々をご紹介していきます。
第4回は、アスペルガー症候群をもつアイルランドのラッパー、Ryan Larmourさんをご紹介します。Ryanさんはお父さんのRaymondさんと協力して、W.A.D (We’re All Different)という名前で活動中です。今回は、Autism Daily Newscastが2014年5月29日にRyanさんとRaymondさんへ行ったインタビュー記事を私なりに翻訳したものを交えつつ、Ryanさんの活動とそのルーツについて紹介したいと思います。
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私は人に声をかけられたり、見られたりするのがニガテだ。名前を呼ばれるとびっくりして心臓が跳ねる。私は背景に溶けていたい。誰にも見つけて欲しくない。ドラえもんの秘密道具の石ころ帽子を被っていたい。
誰にも自分の気配を悟られたくないという願いは幼稚園生の頃から強かった。同い年の子達は鬼ごっこやサッカーなどの活発に体を動かす遊びが好きだったように見えた。だけど、私はかくれんぼが大好きだった。じっとして自分の気配を消し、鬼の子が探しに来てくれるのをひたすら待っているのが楽しかった。待つ時間が長くても全く退屈には感じなかった。
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
先日いつも私達の冊子TENTONTOの配布にご協力頂いているONLY FREE PAPERヒガコプレイス店様へ伺い、店内をゆっくり拝見させて頂きました。
JR東小金井駅から歩いてすぐのこちらのお店には、日本中のZINE(フリーペーパー)が一堂に会していました。今発行されているZINEを持ち帰れるだけでなく、年代物の日本やアメリカのZINEも鑑賞することが出来て、ゆっくりと見て回らせて頂きました。この日は店内で“「球体マンガ」単行本出版記念 大谷秋人 solo exhibition そして自分になった”が開催されていて、ふわっとした線で描かれたすてきなマンガイラストがお店全体に散りばめられた、不思議な展示空間になっていました。
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センサリーデザイン最前線 第7回でも取り上げました時間感覚における感覚の違いは、ASDやADHDを持つ人の日常生活にとって実はとても大きなものなのかもしれません。
ASDとADHDを持つ私は時間通りに集合するのがとても苦手です。幾多の失敗や練習を重ねても、過度に体力を使ったぎこちない形でしか、時間通りに動く自分を作り出せません。友人からは、私は集合時間のすごく前に着くか、ぎりぎり遅れてくるかのどちらかだ、と言われたことがあります。自分の分析では、時間通りに間に合う必要性が高く、それに対して集中し過ぎると前者の状態になる。逆に過集中の疲労で疲れてしまうのがまずい場合、電車が遅れたり信号が変わらなかったりといった外部要因に楽観的、注意欠陥になりすぎて、後者の状態になるのだと思います。
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第7回は、イギリスのノリッチ市立大学におけるASDを持つ学生への支援の実例を取り上げます。
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