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CATEGORY: センサリーデザイン最前線

「Instant Booth」を活用したカームダウンスペース、第11回かわいい感性デザイン賞企画賞を受賞

センサリーデザイン最前線 第69回

代表のユミズです。本日のセンサリーデザイン最前線は日本におけるセンサリールームの話題です。株式会社LIFULL ArchiTechの「Instant Booth」を活用したカームダウンスペースが、第11回かわいい感性デザイン賞企画賞を受賞とのニュースです。

デザインは、青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科助手/名古屋工業大学大学院工学研究科社会工学専攻博士後期課程の木村正子さんが担当されました。感覚過敏の当事者でもあるとのことで、以前TENTONTOでもご紹介したドバイ万博でのセンサリーデザイン関連の展示を実際にご覧になり、刺激を受けられたとのこと。

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YURENIKUIランニングポーチは運動するADHDに必須かもしれない

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画像出典元:YURENIKUI http://yurenikui.jp/

センサリーデザイン最前線 第68回

代表のユミズです。熱暑が続いている昨今、夏に屋内にこもりがちなのは仕方ないなと思う反面、やっぱり外で身体が動かしたくなるのも運動好きADHDのサガ。明け方ごろに近所の公園や裏山へ行って運動欲を満たす私ですが、それでも相当な暑さです。

発達障害を持っていると、一次障害的に痛みや苦しさに鈍感(ハイポ)なために、自分の感じているよりも身体の方がピンチに陥りやすい傾向がある人々がいます。私はもともと遺伝的に暑さに比較的強い面はあれど、ただでさえADHDで気が散りやすいので、なるべく体調管理を意識していないと危険なタイプと自己認識しています。

ただ、私の運動するときのポリシーとして「格好から入らない」というのがあります。身体を余計なものを揃えず持たずで、道具を揃えて満足するのではなく、身体の方を鍛える、実力を上げることに優先順位をもっていけるようにするための考えです。

そのため着のみ着のままで運動することが多いのですが、春ごろにウェアの胸ポケットが破れ(入れていたスマホが重かった)、今度はジャージの尻ポケットにスマホを入れると下着の衣擦れがひどく、さすがに何かしらの対策がいるなと感じました。
 
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パナソニック 「センサリールーム」で親子のコミュニケーションを助ける

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画像出典元:URAGAWA-Knowledge https://note.com/uragawa_note/

センサリーデザイン最前線 第67回

ライターの青いロクです。パナソニックは、親子向けのセンサリールームでコミュニケーションをしやすい環境を作ることを提案し、また、事業化を目指しています。この記事では、自閉症スペクトラム児向けに日本でも設置が進む、競技場の観戦室としてのセンサリールームなどとも比較しつつ紹介したいと思います。

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イギリスの美大生、自身の経験をもとに自閉症児向け学習椅子をデザイン

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画像出典元:University for the Creative Arts https://www.uca.ac.uk/

センサリーデザイン最前線 第66回

感覚の違いによって、環境からくるストレスに苛まれやすい発達障害の当事者は、普通の人よりも多くの状況下で、集中してミスを減らすことの難しさに常に直面している人生を送っています。

そんな疲労・体調不良によって生じる学習障害をセンサリーデザインで解決する試みが広がっていますが、本日ご紹介するのは、イギリスの国立大学、クリエイティブアーツ大学の卒業生であり、自身も発達障害者であるネイサン・スパイヤーズさんによる小学生向けの学習椅子の作品です。

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ワイヤレスイヤホン型耳栓 Victor EP-S433を比較・使用レビュー

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Victor EP-S433(筆者撮影)

センサリーデザイン最前線 第65回

ライターの青いロクです。12月上旬に、JVCケンウッドより、ワイヤレスイヤホン型の耳栓「Victor EP-S433」が発売されました。(EP-S433 ニュースリリース|公式HP)2019年に紹介した同社のイヤーマフ「JVC EP-EM70」と同様に、聴覚過敏に悩む人も対象にしているそうです。この耳栓について調べたこと、購入して試してみた感想を紹介します。

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自閉症者のための抱きしめるチェア「OTO」

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画像出典元:James Dyson Award https://www.jamesdysonaward.org/

センサリーデザイン最前線 第64回

編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。今回は、フランスのデザイナー Alexia Audrain氏が自閉症者向けにデザインしたチェア「OTO」をご紹介します。

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ドバイ万博の「クワイエットルーム」、感覚過敏な人の休憩室

センサリーデザイン最前線 第63回

ライターの青いロクです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。10月から2022年3月末まで開催しているドバイ万博に設置されている、感覚に過敏な人向けの休憩室「クワイエットルーム」についての続報です。

 
以前、ドバイ万博、センサリー・アクセシブル・イベントに認定されるという記事でご紹介したとおり、10月から2022年3月末まで、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにて、Expo 2020 Dubai(ドバイ万博)が開催されています。(参考:2020年 ドバイ国際博覧会|経済産業省
この万博は、感覚の問題による利用しづらさに配慮している「センサリー・アクセシブル・イベント」として認定を受けており、今回ピックアップする”quiet room”はその展示のうちのひとつになります。

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Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」ノエビアスタジアム神戸に常設

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提供:PR TIMES https://prtimes.jp/

センサリーデザイン最前線 第62回

TENTONTO編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。今回は第60回で取り上げた日本国内でのセンサリールーム展開の続報がありましたので、記事にてご紹介したいと思います。
 
 
Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」 Yogibo WEリーグが行われる「ノエビアスタジアム神戸」に常設 – PR TIMES

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東京藝大、橋本和幸教授らチームによる「センサリールームプロジェクト」に感じた未来

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画像出典元:橋本和幸 | 藝大デザイン科第9研究室 https://www.hashimomoh.com/

センサリーデザイン最前線 第61回

 
TENTONTO代表のユミズです。

本日のセンサリーデザイン最前線は、前回の記事に引き続き日本におけるセンサリーデザインの動向です。東京藝術大学、橋本和幸教授らチームによる「障害者の困難な体験環境をアートで解決するセンサリールームプロジェクト」展示の紹介になります。展示は本日が最終日。感染拡大に伴い、最後まで取材で訪れることが叶いませんでしたが、ついに日本で、センサリーデザインの学究の試みがこのように進み始めている意義はとても大きいことです。
 
 
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画像出典元:橋本和幸 | 藝大デザイン科第9研究室 https://www.hashimomoh.com/

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ビーズソファYogibo、日本でのセンサリールームプロジェクトを始動

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提供:PR TIMES https://prtimes.jp/

センサリーデザイン最前線 第60回

TENTONTO編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。2015年より特集してきたこのコーナーですが、6年経って60回目になる本日の記事。いよいよここ日本で、企業による本格的なセンサリールームのプロジェクトがはじまりましたので、記事にてご紹介します。
 
 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000018338.html

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