YURENIKUIランニングポーチは運動するADHDに必須かもしれない
画像出典元:YURENIKUI http://yurenikui.jp/
センサリーデザイン最前線 第68回
代表のユミズです。熱暑が続いている昨今、夏に屋内にこもりがちなのは仕方ないなと思う反面、やっぱり外で身体が動かしたくなるのも運動好きADHDのサガ。明け方ごろに近所の公園や裏山へ行って運動欲を満たす私ですが、それでも相当な暑さです。
発達障害を持っていると、一次障害的に痛みや苦しさに鈍感(ハイポ)なために、自分の感じているよりも身体の方がピンチに陥りやすい傾向がある人々がいます。私はもともと遺伝的に暑さに比較的強い面はあれど、ただでさえADHDで気が散りやすいので、なるべく体調管理を意識していないと危険なタイプと自己認識しています。
ただ、私の運動するときのポリシーとして「格好から入らない」というのがあります。身体を余計なものを揃えず持たずで、道具を揃えて満足するのではなく、身体の方を鍛える、実力を上げることに優先順位をもっていけるようにするための考えです。
そのため着のみ着のままで運動することが多いのですが、春ごろにウェアの胸ポケットが破れ(入れていたスマホが重かった)、今度はジャージの尻ポケットにスマホを入れると下着の衣擦れがひどく、さすがに何かしらの対策がいるなと感じました。
新しくしたスマホはカバーの性能的に以前のものより傷つきやすいため、なるべくしっかりしまいたい。あとはこの暑さなので水分を持ち歩けるポーチのようなものはないか、と調べたところ、ランナーの方たちがまさにそのようなものを利用していることが分かりました。
その名もランニングポーチ。背中側にペットボトルを挿せ、お腹側に貴重品類を入れられるものです。色々検討したところ、RUN-WALK StyleのYURENIKUIシリーズが良さそうと感じ、これを試してみることにしました。
珍しくサウスポーモデルもあったので、『YURENIKUI スタンダード サウスポー』を購入。実際使ってみたところ、利き手でボトルが取れるのが存外快適でした。背中に斜めに刺さっているのですが、利き足の違いによる重量バランス的にも利き手用の方がより快適な気がします。突然の雨でもスマホがダメにならないよう、ジップロックを数枚用意してポーチに入れました。
ジョギングしたり、裏山の階段を登ったり、体操したり、と色々してみましたが、腰位置で身体の重心に近いため、身につけていることを徐々に忘れる感覚で快適でした。ADHD的によくやってしまう置き忘れ、うっかり手持ちの水分や栄養が無い、を防げるので、それだけでも運動、安全管理の方により集中できます。
YURENIKUIシリーズは利用者の声を聴いて改良が重ねられているモデルとのことで、実際に左利き用であったり、利用者の特性、目的に応じたセンサリーなラインナップが魅力です。日々の運動が一気に快適になり、大変満足なセンサリー・アイテムでした。
ユミズタキス