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他者理解とセンサリーデザイン

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ユミズ タキス 作

発達障害者向け手帳術についてのmeeting

 
先日、編集長ユミズタキスさんと都内の某ファミリーレストランにてミーティングを行いました。その内容は、私の提案した「発達障害者向けの手帳術」に関する本作りについて。まだまだ動き出したばかりですが、形にするべく動いていきたいと思っています。

以前TENTONTOでも記事にてご紹介しましたが(→自閉症スペクトラム者、痛みの感覚が鋭いから人付き合いを避ける?驚きの研究結果)、ASD傾向のある当事者の方はとても繊細なところがあると言われています。これは私にも当てはまり、ほとんど人と会わない生活を送っているのにも関わらず、本当に些細なことで傷つきます。そのとき要因は、私の場合は他人の言動や表情であることがほとんどです。いとも簡単にガラスのハートは粉砕されます。崩れる音が相手に聞こえちゃうかもというくらいのショック具合。しかし、そんな自分の心の動きを冷静に見ている自分もいるような気がします。不思議ですね。
 
 
話は変わって、私のADHD傾向について。ADHDをもつ男性は実際の行動での多動傾向(多動/衝動性傾向)が強く、ADHDをもつ女性は脳内の多動傾向(不注意傾向)が強く出やすい、とされています。一応私も女のようで、いつもいつもあーだこーだ脳内で理屈や不安なことをこねくり回して過ごしています。そしてこの脳内でこねくり回す行為によって、自分が傷つくこともしばしばあります。脳内は密室で行き止まりです。こねた理屈と理屈がぶつかって日々行き場を失っています。

そんなガラスのハートと、かたいのかやわらかいのかよく分からない不可解な脳みそを持ちながらも、なんとか生きなくてはなりません。私はそんな自分の生活を支えるべく、日々の感情管理の術として手帳を活用しています。手帳の活用方法は様々ですが、この本では何かヒントになるようなものを提供できたらな…なんてことを考えています。いい風にこねくり回していきたいな…。いい風に。

長くなりましたが、ひとまずは11月の文学フリマを目標に動いていきます。ちょっとだけ暖かく見守ってくださったらそれはもう、とても嬉しいです。
 
 
わ田かまり

アスペル電波傍受:Fever Ray – Part VII: IDK About You (Official Video)

Fever Ray

発達障害という精神の障害。趣味嗜好の偏りや強迫性、感覚の過敏がみられることも多い当事者の思考回路に、もし非当事者がダイブできるのなら。その特異な精神世界を伝えるような芸術表現を探すコーナー
 

* * *

 
アイデンティティは狂瀾と不可分であるはずの、確かな異常性として生起するもの。センサリー・スティミュレーターと、しなやかで美しく、キツく、そして激しい女性性。コミカルな描写ながら、根の部分で人の持つ感覚について考えさせられる。

ユミズタキス

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コラム:刺激たちと暮らすこと

進むほど 達成 から遠ざかる

達成に近づくために物事を進めるものなのだと思う。

しかし達成の距離が遠すぎるのか

進めれば進めるほど、”達成”に逃げられる。

この前、私は掃除に逃げられた。

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アスペル電波傍受:Not Waving — I Know I Know I Know [OFFICIAL VIDEO]

Rubén Patiño

発達障害という精神の障害。趣味嗜好の偏りや強迫性、感覚の過敏がみられることも多い当事者の思考回路に、もし非当事者がダイブできるのなら。その特異な精神世界を伝えるような芸術表現を探すコーナー

ユミズタキス

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新メンバーを迎えてのテントン会in御茶ノ水

本日は都内御茶ノ水の喫茶店にて、TENTONTOの新メンバーを交えて久々のミーティングを行ないました。参加メンバーは8名、お店をはしごして合計4時間程度の会でした。

フリーペーパー発刊、ウェブ記事更新とも控えている現在のTENTONTO。現在の日本における流行や発達障害とセンサリーデザインの動向、そしてメンバー各人の今持っているモチベーションの形についてなど話し合いました。

発達障害の傾向をもっているメンバーですが、長年の付き合いということもあり和やかに話ができたと思います。それぞれ出た意見を元にして、ミーティングの後半では、今後どのような形でどのようなものをアウェアネスの鍵にできるのか、紙の上でアイデアをまとめてみたりしていました。

新メンバーのmegさんは女性の方で、ご友人からTENTONTO冊子を紹介されたことをきっかけに、このボランティア活動をしてみたいと思われたとのことです。和気藹々とした話もありながら、メンバー一同、あらためて活動への意識を確認できたような一日でした。

ユミズタキス

D.culture様に『ユミズタキスの非定型忍法帖 第2回』を寄稿しました

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こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。本日はWebメディア『D.culture』様にて私ユミズが担当している連載『ユミズタキスの非定型忍法帖』の話題です。第2回分を寄稿し、掲載いただきましたのでご報告させていただきます。

ユミズタキスの非定型忍法帖[第2回]
http://disability-culture.jp/dd/1311

今回のタイトルは『オリジナルにやる気、みなぎらせ』。ジグソーパズルを例に出して、自閉症スペクトラム症状(ASC)の特徴についての説明を試みました。そして、落ち込みがちな当事者がやる気を出すため、ゲームを用いてモチベーションを取り戻し、自分を見つめるヒントにすることについても書いてみました。

テンプル・グランディンなど発達当事者のゲームプレイに否定的な意見を持った自閉症支援活動家もいますし、そういった言い分ももっともとも感じております。ですが、やはりゲームは人生において得るものも多い豊かなものだと、私は強く思っています。

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本物の音楽こそが、センサリーなのかもしれない

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CHILLれぬ日々を過ごす 第17回

みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。発達障害当事者の日常をテーマに、リラックス出来ないASD(自閉症スペクトラム)&ADHD(注意欠陥性・多動性)のココロを描くこのコーナー。これまでも津々浦々についてお話してきましたが、今日はみなさんに「音楽のせいでチルれない」というテーマで、お話をしたいと思います。

音楽とは一体どんなものでしょうか。流行りの曲を聴いて乗り遅れないようにしたり、当時の曲を聴いて懐かしむためのものだという意見は多数派だと思います。常識的に生きていればそういった性質の音楽は触れ合う機会の多いものですので、常識的な生き方を丸ごと美化するのであれば、必然音楽もそのような意識で捉えられるのだろうなと思います。しかし、私はこういった意見に賛同できません。

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左と右がわからない毎日

左と右。

誰が決めたのかはわからないが、この概念によってちょっぴり苦しむ人がいる。

  • とっさに左か右かを言われても判断できかねる
  • こちらが説明をする際に、左右を正確に案内できない

この症状には名前があり、”左右盲”と呼ばれているようだ。

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人の気持ちを想像できないなりに2

先週に続いて、ASD傾向がありながら少しそれともズレた私の道徳観念について、思索を深めながら書いてみたいと思う。

私の中では、してはいけないことの基準はある程度ハッキリとしている。それは、本人またはそのものの由来に責任がないところへの侵害、誹謗中傷といった類の暴力行為だ。ざっくり言うと国籍、人種、性差、障害、容姿、文化などへの差別や、不慮の事態、災害に見舞われた人の神経を逆撫でするような行為などが該当する。
 
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