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ARCHIVES : 2017年 9月

コラム:ASDな自分が苦手なパターンの会話と、その逆について2

前回のコラムで、私が”ノリや空気で進められる会話”が苦手ということ、それとは逆に快適な会話のパターンが二種類あるということを書かせていただいた。前回はそのうちの一パターンについても話したので、今回はもうひとつの会話パターンについて書いてみたいと思う。

息抜きしつつ人と話すのにちょうどいい、もうひとつの会話パターン。それはテンポのいい(ギャグ的な)ノリを、会話の中でトコトン楽しもう、というモノだ。

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Dinah #86「ダイナとコーヒーショップ」

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TENTONTOエンタメ部 第107回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、ダイナの日本語訳バージョンをお届けしてきました。

前回以来、3ヶ月ぶりの更新となる本日は、今年7月に公開された新しいエピソードを和訳でお届けします。コーヒーを飲もうと街へ出掛けるダイナ。お気に入りのコーヒーショップへ行こうとする彼女でしたが…

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PS4マインクラフト:ストーリーモード – シーズン2日本語版が予約開始です

昨日のツイートでもお知らせしましたが、センサリーゲームとしてたびたびご紹介しているマインクラフトのアドベンチャーゲーム版新作、Minecraft:ストーリーモードのシーズン2のPS4日本語版が本日より予約開始となっています。

PS4「Minecraft:ストーリーモード シーズン2」の予約受付が開始!予約で25%オフ
http://gamefavo.com/news/minecraft/ps4-mc-storymode-s2/

前作Minecraft:ストーリーモードの日本語版は未発売ですが、記事によるとストーリー上の関連性は無いとのことです。私は前作を少しプレイしたことがあるのですが、映画の中でゲームをしているようなとても手触りのいいゲームでした。またPS4のレゴのゲームシリーズもプレイ経験がありますが、それよりはアクションがシンプル、かつ美麗で、よりアドベンチャーゲームらしい仕上がりです。トレイラーを見る限り今作もかなり出来が良さそうですので、ぜひチェックして見てください。

ユミズタキス

アスペル電波傍受:マインクラフト 【焼き鳥工場】

shine
S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 

 

ohmabasayuki
YouTube

Glitch(グリッチ)―異常事態発生!
マインクラフトのゲームシステムが
SQ(システム化指数)の分だけの光景を
僕らに示してくれる

 
ユミズ タキス
 
 
 

~こちらは2016/09/09公開の記事の再掲載です~

 

“Autcraft” 創設者 スチュアート・ダンカンさんインタビュー

youth
Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 

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インタビュー聞き手・和訳:Yutani(TENTONTO ライター)

大人気の「冒険・ものづくりゲーム」Minecraft。自由度が極めて高く、あらゆる遊び方、使い方が可能なゲームです。スチュアート・ダンカンさんは、自閉症児が安全かつ快適にMinecraftを楽しめるサーバー(ゲームプレイ環境)の提供を目的とするプロジェクト”Autcraft“を2013年に開始。英・BBCを初め、世界のメディアが取り上げる注目の人物です。ダンカンさんへのインタビューは、日本では初めてとなります。

2016年3月26日に配布開始のフリーペーパーTENTONTOno.5でも取り上げているこのインタビュー。当サイトTENTONTOwebでは、紙面の都合でお届けできなかった部分も含む完全版を公開いたします。

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TENTONTO1コマ劇場:やっかいな苛立ち

order
O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
controlmooddisorder

ユミズ タキス 作

 

~こちらは2016/09/20公開の記事の再掲載です~

 

テンプレートな人間の自分を、探してみる。

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CHILLれぬ日々を過ごす 第16回

発達障害当事者によくあるのが、自分が変わった人間だとは思っていたけれど、診断を通して「ああ、こういうタイプの人間がいて、自分はその仲間なんだ」という安心感を得ることではないでしょうか。

精神障害のひとつである発達障害。心にある障害のため見えない障害と言われたり、バイオマーカー(体を観察してはっきり医療的な診断ができる指標)が今のところ確立されていないこともあり、自分にどういう傾向があるのかを自覚、診断しづらかったりする面もあります。そんな中で、過去の行動を再検討したり、テスト受けたりしてある程度信頼できるだけの情報を集め、やっとのことで診断を受ける。その際には少なからず当事者自身にも達成感があると思うのです。

発達障害の傾向があるといっても、診断を受けずに社会で暮らす人がたくさん居るタイプの障害です。なんらかの困難は抱えていて、その解決を図る中で生活スタイルが決まっていって。独特な道を歩んでいる人たちも多いでしょう。診断後は、今度は自分の傾向を元に次からうまくいくよう生活において作戦を練り直すことになるわけですが、そのとき参考にするのは診断をもらっている人のみならず、自分が知っているちょっと変わった人を思い出して、当てはめてみたりもすると思います。

個性という言葉は難しい言葉で、自分の個性を考えることは、自分を支える何かを持っていること、客観的に自分をみすえることができたとしてもなお、孤独感にさいなまれやすいことだとも思います。自分がどんな人間かをじっくり考えていくこと。いろんな人を他人と突き放さずに、自分と似ているところを探してみること。こうやって少しずつ、自分を生きやすくさせていくことができるのではないでしょうか。
 
 
ユミズタキス

コラム:ASDな自分が苦手なパターンの会話と、その逆について

メンバーのTEHOです。前回のコラムで書かせていただいた<ばかまじめな相互理解の過程>について、もう少し詳しく書いてみたいと思う。実際に自分が体験した会話をたとえにして、まず自分が苦手なパターンの会話について説明してみる。

ある日仲間内で集まった際に、そのうちのひとりが頭を奇抜な髪型にしてきた。彼の髪型に対して「似合ってなくね?」のような感じで、みんなで茶化してイジる流れの会話が始まった。急に「TEHOはどう思う?」と話を振られ、自分はその髪型は悪くないのではと思っていたので、その根拠も考えた上で「いいんじゃない」と答えた。それに対して「ははは、根拠はなんだよ」とみんなから笑って返された。こちらは根拠を持って発言しているのにそれを汲んでもらえなかった気がして、場の空気にそぐわないイライラした態度を取ってしまった。

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秋といえばチーズです

shine
S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
ntontocheese01

食欲の秋がやってきました。
んとんとちゃんのすきな食べ物は6Pチーズです。
理由はこのマンガをみてね。(

marf 作

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焦げを味方に失敗を

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
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Photo: Koji Nishida

食べ物は人を幸せにも不幸にもする。食べ物における不幸は、食べ物における幸せから生まれるものである。

人間と食べ物の関係は非常に密接なもの。最近はめっきりしなくなってしまったが、私は料理をするのが好きだ。というより食べ物を食べることが好きだからやむを得ず料理をすると言った方が幾分正しい。料理の腕は中の上、お菓子作りよりも、おかずや主食を作る方が好きである。

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