「クレーン」が知りたい
画像出典元:長岡労働衛生コンサルタント事務所 様 http://www.nrec.sakura.ne.jp/
テントントの僕らの目が輝くもの 第9回
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私が感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。
前々回の橋ガールに引き続き、私タキスの普段のネットサーフィンの様子を少しだけご紹介させていただきます。自閉症スペクトラム症状(ASC)の現れとして、システムに対する感覚が多くの方とくらべ鋭いとされています(システム化指数(SQ)の記事参照)。そのおかげで、構造マニアと言いますか、あるひとつについてどのようになっているか、どんな種類があるのか、きめ細やかに知りたくなってしまう。そんなアスペゴコロが、ふつふつと湧いてくるのです。
たとえば通勤電車の車窓から見えた工事現場のクレーン。クレーンは英語で鶴だから、鶴にちなんだ名前なんだろうな、と思ったらそこがスタート。クレーンについての愉快なネットサーフィンが始まります。
注意欠陥多動性(ADHD)とASDの両方を持つ私の特徴をもっともプラスに活かせていると感じるときのひとつが、ネットサーフィンをしているときです。あっという間にじっくり読む価値のあるWebページに辿り着きました。その名も『クレーンの定義と種類』。
http://www.nrec.sakura.ne.jp/crane%202.htm
マスト、ブーム、ステー、水平台。このサイト、知らなかったことが載っている。
大分類、中分類、小分類、細分類ときめ細やかに分けられたクレーンの種類表。無駄の一切省かれた、各クレーンの魅惑的な説明図。そして「普通型橋形」「ホイスト式、クラブトロリ式、ロープトロリ式、マントロリ式」「テルハ」「スチフレッグデリック」といった、これまで聴いたこともない未知の世界の専門用語。うっとりしてしまいます。
私にとって日々の日常を彩るのは、同僚との愉快なコーヒーブレイクでも、店員にあれこれオススメされながらするショッピングでもなく、このようなまばゆいWebページたちなのです。
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