“最強”のクマムシは”最高”にカワイイ
画像出典元:ナショナルジオグラフィック日本版サイト 様 http://natgeo.nikkeibp.co.jp
テントントの僕らの目が輝くもの 第11回
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズタキスです。
このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私が感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。
前々回に引き続き、私タキスの普段のネットサーフィンで見つけた、TENTONTOメンバー間で話題のコンテンツ。今回は目をキラキラさせて読んだ楽しいweb連載、National Geographic日本版のWebナショジオで連載された「クマムシ観察絵日記」をご紹介します。
自閉症スペクトラム症状(ASC)の現れとして、ASD者はシステムに対する感覚が多くの方とくらべ鋭いとされています(システム化指数(SQ)の記事参照)。生物界”最強”の体を持つクマムシ。それだけでも「どんな仕組みで強いんだろう」と興味深いのに、そのクマムシに向き合う研究者の達観した視点が加わったこの記事。未知の情報に満ちた紙面は、私のもっと知りたいというSQをビンビン刺激します。
『息苦しい世の中は死んだふりでやり過ごせ』など、人とクマムシを同列に扱う「不謹慎ギャグ」とも言える研究者らしい価値観。とてもステキです。クマムシ=カワイイ、ワムシやセンチュウ=カワイクナイというごく個人的な美的センスに共感したり、シゴトに疲れてカワイイクマムシたちに襲われる夢をみた話など、人ではないものに対する集中力の高さゆえの奇跡のようなエピソードが満載。
あっという間に全45話を読破してしまったこの連載。テントントさんのあなたもこのGWにぜひ読んでみては?
クマムシ観察絵日記 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140327/390018/
ユミズ タキス
「真面目系クズ」こと、ゲーム大好き当誌編集長。
体を動かすのも好きでムキムキである。筋トレは飽きるので苦手。
先日調子に乗って20kmも縦走(山を連続して登ること)した。
趣味はウィキペディアの「誤謬」のページを眺めること。