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TAG: 感覚

mirror

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Photo: よういちらく

 
人間という生き物は、鏡を見るまで自分が物体だということを認識できていないという話を聞いたことがあります。鏡を見るまでは、手や足、目などが自分についているかどうかも分からないようです。

いまの自分の気持ちとか置かれている状況が分からなくなったとき、わたしは鏡を見ることがあります。鏡にうつる自分はすごく他人に思えるためです。その他人から得られる情報を吸収します。

自分が人間だということはもちろんわかっています。鏡越しに見えるのは、申し訳なさそうについている目や口、ちょっぴり上品な鼻の穴、他者と比較しても少し出過ぎているであろう頬骨。なんど鏡を覗いてもこれが自分なのか、本当のところはやはり分からないです。

わ田かまり

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米・ウッドベリー 学生が開発したセンサリーなバックパック 

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画像出典元:Star Tribune 様 http://www.startribune.com/

センサリーデザイン最前線 第32回

こんにちは。TENTONTOメンバーのYutaniです。このコーナー【センサリーデザイン最前線】では、世界中で次々と生まれるセンサリーデザインの事例についてご紹介しています。

本日は、米・ミネソタ大学の学生企業家チームが開発したバックパック、Nesel Packをご紹介します。Nesel Packは、自閉症スペクトラム症状をもつ子どもたちのためにデザインされたアイテム。感覚刺激のニーズに応える工夫が盛り込まれた、センサリーなバックパックです。

ニュースメディアStarTribuneより、9歳の男の子によるNesel Packの「試用」を取り上げた記事を、和訳でお届けします。

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Dinah #65 「ダイナとトースト」

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TENTONTOエンタメ部 第79回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしてきた「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミックです。今週も、新しいお話を和訳してお届けします。

同じモノを食べるのが習慣なダイナ。朝食はいつも決まってポリッジ(オートミールのおかゆ)です。ところが今朝は、トーストを焼いている様子。不思議に思ったダイナのお母さんが、彼女に声をかけました。

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生まれ変わること

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Photo: kasako

もし生まれ変わるというシステムが存在するのであれば、私はきっとまた人間になる気がする。理由は私自身が人間以外の他の動物に生まれ変わっても良いと思っているからである。

キリンは背が高い分、血液を循環させるのが大変だから血圧が400あるらしい。キリンでも良いな。きっと恐竜も血圧が高い。恐竜でも良いか。

そもそも人は生まれ変わることができるのだろうか。魂という単位についてはどこまでもわからないものだ。
 
 
わ田かまり

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アスペル電波傍受:Filling a Klein bottle


 
 
壷といっても、いろいろ、ある。
ふつうに水の入ってかないやつも、ある。
 
 
ユミズ タキス

んとんと動画:まわるんとんと

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
mawaruntonto

marf 作

 

~こちらは2015/12/01公開の記事の再掲載です~

 

ぎゅっと抱きしめてくれる服が登場

navi
N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
snugvest

画像出典元:Snug Vest 様 http://www.snugvest.com/

センサリーデザイン最前線 第10回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、大学でデザインを学んだ私が見つけた、最新のセンサリーデザインをご紹介します。第10回はASD(自閉症スペクトラム)を持つ方向けに開発された、気分を落ち着かせる圧迫刺激を手軽に得られるベスト、スナッグベスト(Snug Vest)をご紹介します。

開発者のリサ・フレーザーさんは、このコーナー第1回でご紹介したビーグルのデザイナー、レオ・チャオさんと同じカナダのエミリー・カー美術大学出身で、卒業制作の際にこのスナッグベストのコンセプトを発明されたそうです。

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コラム:アスペは「ないないネタ」が好き

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S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
昨日、あるあるトーラスという概念図を描いた。唐突に日常生活とは無縁の異質な表現をして、自閉的感覚の鋭い私達当事者は定型発達者(つまり発達障害を持たない多くの人)をぎょっとさせることがままある。昨日の私の作品も、そういう物体のひとつだろう。

自閉的感覚の強い人、つまりアスペは、「あるあるネタ」を理解できない傾向にある。文脈が見えない(文脈盲)ゆえに、その場で共有したい安心感(馴れ合いとも言うと思う)を読み取れないからだ。コミュニケーションの中であるあるネタが始まると、一言も発せなくなる自分がいる。自分なりに、何が「あるある」なのかについて考えてみた。

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女性アスペシンガーへの13の質問

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
 
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画像出典元:BBC 様 http://www.bbc.com/

テントントさんがやってみたコト 第9回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いを多くの人へ伝える活動をされている方々をご紹介していきます。

今回は、このコーナー第2回でご紹介したアスペルガー症候群を持つニュージーランドのポップ・シンガーソングライター、レディホークさんへの別のインタビュー記事を見つけましたので、ご紹介させて頂きます。普段の生活や理想の彼氏、音楽とは、アスペを持った人たちへのアドバイスなどの質問に、とても素直に答える彼女の言葉をご覧ください。

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TENTONTO1コマ劇場:おんなじとちがう

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
ntomanga150223

 marf 作

 

~こちらは2015/02/23公開の記事の再掲載です~