格ゲー初心者のストリートファイター6体験記

こんにちは。marfです。先月初めに発売された対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター6』(通称スト6)。格ゲーに興味がなかったのではじめは特にやるつもりもなかったのですが、ユミズ氏にオススメされて気が向いたのでチャレンジしてみました。
 

なぜ今までやってこなかったか

  • いわゆる格ゲーはゲームセンターで遊ぶイメージがある
  • ゲームセンターは人の気配や、音・光・匂いが苦手
  • 操作が難しそう
  • キャラクターが暴力を振るいあうのを見るのが辛い
  • プレイヤーが格ゲーで何を得たいのかピンとこない
  • なぜ今回やろうと思ったか

  • 家にあるPS4に対応しているので、自分に合った環境で遊べる
  • スト6にはモダン操作という画期的に簡単な操作モードがある
  • 最近、武術や格闘技に興味があり動画などを見ていたので、試合風景を見ても辛くない
  • 武術や格闘技の精神的な部分を体験できるかもしれないと思った
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    まずストーリーモードをやってみた

  • 基本的な戦い方やキャラクターを知った
  • 私はキャミィスタイルを選択
  • ストーリーモードを最後まで遊んだ
  • 多少苦戦したものの、ある程度キャラクターを動かせるようになり、自信がついた
  • 格ゲーって楽しいのでは?と思い始める
  • ランクマッチに挑戦

  • ストーリーモードに続き、キャミィを使ってみる
  • 一番下から二番目のironランクからスタートした
  • ストーリーモードで相手にしてきたCPUと人間では動きが違って戸惑った
  • キャラクターの向こうに人間の呼吸を感じて緊張した
  • そのため試合が一つ終わるごとに息切れしていた
  • 怖くてコントローラーを握り締めすぎ、手が痛くなった
  • 音が大きく、本当のスタジアムに居るような疲れを感じた
  • マッチング頻度の高いキャラクターの声やセリフを威圧的に感じて萎縮してしまった
  • コントローラーの左スティック(キャラクターを移動させるときに使う)に置いている親指が、ゲーム中勢い余ってPSボタン(ホーム画面に戻る)を押してしまいパニックになった
  • これらの要素が重なって、格ゲーってキツいなと思った
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    ユミズ氏に相談して改善

    緊張して息を止めていた

  • 頭に酸素が回っていなかった
  • 勝っても負けても現実でのダメージは無いので、そんなに気負う必要はない
  • つまりプレイ中もリラックスしていてよい
  • そもそもコントローラーの持ち方が違っていた

  • 本当は両手で横から挟むように持つだけなので、そんなに握る必要がない
  • 音声については細かく設定を変えられた

  • BGMや環境音など試合に直接関係のない音のボリュームを小さくした(ある意味、臨場感を減らしたと言える)
  • 特に威圧感のあるケン、ジュリ、ルークの3キャラの音声を英語版に変更したら、しっくりきた
  • その他

  • 試合中、操作に気をつけるのは難しかったので、物理的にPSボタンを保護するカバーを自作して付けた
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    改善結果

    リラックスして試合そのものに集中できるようになった

  • これまで精神的に追い詰められて攻撃のことしか考えられなかったが、防御しながら相手を観察できるようになってきた
  • 相手が何をして、どんな勝ち方をしたいのか、短い試合時間でわかるところが面白い
  • 同じキャラクターを使っていたとしても人によって動きが全然違う
  • 格ゲーはおしゃべりに似ていると気づいた

  • 相手がボケてきたらツッコむ、ツッコミそびれると自分の形勢が厳しくなってくる
  • おしゃべりが楽しい相手とマッチングすると嬉しい
  • そういう意味で好きなキャラクターは、ジェイミーと春麗(相手が何をしてくるのか、お互いに見合う瞬間があり、やりとりが面白い)
  • ゲームとして運の要素が無いので、うまくいった部分、いかなかった部分を意識しやすい

  • 練習したり、ある部分を気をつけたら、上達を感じやすい
  • 現在はsilverまで上がった
  • 改めて、このゲーム面白いのでは?と思った
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    関連

  • 調べたらスト6はサウンドアクセシビリティに力を入れている
    6月2日発売「ストリートファイター6」のサウンドデザインにバリアフリーeスポーツePARAが協力
  • 視覚情報が無くてもゲームを遊べるような工夫がされている
  • 視覚障害がある方も楽しめるってすごい
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    感想

    実は、格ゲーはゲームセンターで見かけて、興味を惹かれたことはありました。でもゲームセンターは、筐体の周りに人が居たり、タバコ臭かったり、うるさかったり、眩しいので、現実世界ではあまり行きたくない場所です。その点、スト6は家で遊べるので、他人の気配や匂い、音、光を気にする必要がありません。ゲーム内の設定も自分の好きなようにカスタムできるので、スト6は私がゲームをするまでの障壁を無くしてくれたと言えます。

    また、対戦ゲームを通して他人と出会うことはストレスなのではないかと思っていたので、プレイヤーがこのゲームを通して何を得ているのか、長年の疑問でした。自分でランクマッチを体験してみて感じたのは、適度なストレスで、むしろ面白い刺激です。スト6は色々な人が居ていい世界観なので、自分の存在が拒まれていないと感じます。ゲーム内でやることは操作と感覚の練習なので、上達した経験が丸ごと自分の経験になるところが気に入っています。ユミズ氏、オススメしてくれてありがとうございました。

     
     
    marf