TENTONTO新スタッフのご紹介
本日は私達TENTONTOに新しいメンバー、ボウシさんが加わりましたので、みなさまにご紹介させていただきます。ボウシさんはアスペルガーをお持ちの女性の方で、これから当サイトTENTONTO webに連載を持っていただく予定です。以下は自己紹介とこれからの活動の抱負について、本人からのメッセージです。
はじめまして、ボウシと申します。この度、TENTONTOwebにて記事を書かせて頂くことになりました。拙い文章ではありますが、これからよろしくお願いします。自己紹介を兼ねて、テントントの活動に参加を決めるまでの、簡単な経緯をお伝えしたいと思います。
私は小学生の頃に診断されたアスペルガーなのですが、つい先日、友人にカミングアウトというものをしました。私の友人は少ないですが皆、遠方に居ます。Twitterなどのインターネットを介して知り合い、仲良くなるからです(いわゆるオタクなので、漫画のイベントの際に集合して直接会ったりもします)。
ある日、落ち込み気味の状態でついぽろっと、障害のある自分が受け入れられないことをTwitterでつぶやきました。すると、仲良くしている人からこんなリプライが届きました。「実は最近、あなたが抱えていらっしゃるであろうことを勉強する機会があった。でも決してマイナスイメージは持たなかった。そういう人と仲良くなれたら楽しいだろうなと!そう思う人も少なからずいるので、どうか自信をなくさないでほしい」直接的な話題には触れませんでしたが、思わぬタイミングでカミングアウトとなりました。
その後、他の友人にも個人的に、発達障害があることを打ち明けました。「何をしてほしい訳じゃなくて、ただ一人の友人として、”発達障害のある私”を知ってほしい。知った上で、変わらず仲良くしてほしい」と伝えました。友人は「あなたが私に自分のことをちゃんと知ってほしいと思ってくれたことが嬉しい」と言ってくれました。その出来事が、とても嬉しかったです。初めて他人に対等に受け入れられたと感じました。私は、私自身の障害をそんなに責めなくてもいいのかもしれないと感じました。
そんな折に冊子TENTONTOno.3のwebライター募集を見て、今まで隠してきた発達障害を、私というテントントさんの存在を、一人でも多くの方に知ってもらえればと思い、応募しました。今の私には、色んな人に、色んな人がいるんだと伝えたいという、今までにない気持ちが沸き起こっています。「実はこんな風に日常を送る、私のようなテントントさんもいるんですよ」
そんな経緯で、そんな想いで、記事を書かせて頂きます。色んな人が読みやすい、分かりやすい記事を目指したいです。改めて、よろしくお願いします。
ボウシ