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マンガから得た二つの「居場所」

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(日) S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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絵:わかめ

アスペしぐさ 第2回

こんにちは。アスペしぐさ師範代こと、TENTONTOメンバーのボウシです。前回のアスペしぐさでは、マンガを「察する感覚」の違いを補うことに役立てていたお話をご紹介しました。今回はマンガに「居場所のある安心感」を得ていた、私のエピソードをお伝えします。

前回触れた、ASD者が抱えやすい「察する感覚」の違い。感情の機微などの明文化されないものを察する感覚のズレは、時として周囲から「空気の読めない」と評価され、孤立してしまう原因になります。【テントントさんがやってみたコト】では多くのテントントさんが、感覚の違いから社会的な場で困難を抱えていたと語っています。そして、ロッククライミング音楽漫才などの自分に合った活動の中に居場所を見つけています。

私自身もその一人で、家でも学校でも周囲の状況がよく把握できずに、「居場所のある安心感」が得られにくい日々でした。特に中学校では、思春期特有の明文化されていないルールが増え、とても混乱しました。

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感覚に合わせた、外出用「3段階装備」 後編

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絵:わかめ

アスペしぐさ 第5回

こんにちは、TENTONTOメンバーのボウシです。昨日の記事に引き続き、アスペしぐさ師範代ことボウシ流の身を守る「外出用装備」をご紹介します。
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感覚に合わせた、外出用「3段階装備」 前編

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絵:わかめ

アスペしぐさ 第4回

こんにちは、TENTONTOメンバーのボウシです。アスペルガー的な感覚の違い、それに起因する行動を「アスペしぐさ」と名付け、私ボウシが”アスペしぐさ師範代”としてアスペあるあるを紹介するこのコーナー。今回のアスペしぐさ、テーマは「外出」です。

外の世界はたくさんの情報、刺激で溢れていて、感覚に過敏なタイプのテントントさんは、少し外に出るだけでもかなり疲れるのではないでしょうか。私も外出が苦手で、どこかへ出かける際にはそれ相応の「装備」をしないと、ヘトヘトに疲れてしまいます。

今回はそんな感覚過敏を持つ、アスペしぐさ師範代ことボウシ流の身を守る「外出用装備」を、3段階に分けてご紹介します。

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センサリーなお風呂

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画像出典元:Next Residential 様 http://nextresidential.com.au/

アスペしぐさ 第3回

こんにちは。アスペしぐさ師範代こと、TENTONTOメンバーのボウシです。アスペルガー的な感覚の違い、それに起因する行動を「アスペしぐさ」と名付け、私ボウシが”アスペしぐさ師範代”としてアスペあるあるを紹介するこのコーナー。今回のテーマは「お風呂」です。

身体を清潔に保つため、疲れた身体を休めるため、日常生活で入浴は避けて通れません。しかし、多くの人との感覚の違いを抱えるテントントさんの中には、入浴に苦痛を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私はその一人で、お風呂に入るのが苦手です。ずばり、とても疲れるのです。面倒くさいというのとは少し違って、さっとシャワーを浴びるだけでもとにかくしんどいです。何故疲れるのか、原因をいくつか考えてみました。

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マンガから得た二つの「居場所」

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絵:わかめ

アスペしぐさ 第2回

こんにちは。アスペしぐさ師範代こと、TENTONTOメンバーのボウシです。前回のアスペしぐさでは、マンガを「察する感覚」の違いを補うことに役立てていたお話をご紹介しました。今回はマンガに「居場所のある安心感」を得ていた、私のエピソードをお伝えします。

前回触れた、ASD者が抱えやすい「察する感覚」の違い。感情の機微などの明文化されないものを察する感覚のズレは、時として周囲から「空気の読めない」と評価され、孤立してしまう原因になります。【テントントさんがやってみたコト】では多くのテントントさんが、感覚の違いから社会的な場で困難を抱えていたと語っています。そして、ロッククライミング音楽漫才などの自分に合った活動の中に居場所を見つけています。

私自身もその一人で、家でも学校でも周囲の状況がよく把握できずに、「居場所のある安心感」が得られにくい日々でした。特に中学校では、思春期特有の明文化されていないルールが増え、とても混乱しました。

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マンガで補う「察する感覚」

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アスペしぐさ 第1回

こんにちは、TENTONTOメンバーのボウシです。今回から始めさせて頂く新連載「アスペしぐさ」。この連載では、アスペルガー的な感覚の違い、それに起因する行動を「アスペしぐさ」と名付け、私ボウシがアスペしぐさ師範代として、アスペに関連するあるある&私なりの困りごと対処法(体験談)を紹介していきます。今回は、「察する感覚」の違いを知識で補う“センサリーな教科書”として、私がマンガを使ってきた話をご紹介します。

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TENTONTO新スタッフのご紹介

本日は私達TENTONTOに新しいメンバー、ボウシさんが加わりましたので、みなさまにご紹介させていただきます。ボウシさんはアスペルガーをお持ちの女性の方で、これから当サイトTENTONTO webに連載を持っていただく予定です。以下は自己紹介とこれからの活動の抱負について、本人からのメッセージです。

はじめまして、ボウシと申します。この度、TENTONTOwebにて記事を書かせて頂くことになりました。拙い文章ではありますが、これからよろしくお願いします。自己紹介を兼ねて、テントントの活動に参加を決めるまでの、簡単な経緯をお伝えしたいと思います。

私は小学生の頃に診断されたアスペルガーなのですが、つい先日、友人にカミングアウトというものをしました。私の友人は少ないですが皆、遠方に居ます。Twitterなどのインターネットを介して知り合い、仲良くなるからです(いわゆるオタクなので、漫画のイベントの際に集合して直接会ったりもします)。

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