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TAG: アート

アスペル電波傍受:momentum clock

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big blue boo – charlie’s daily sketches

ユミズタキス

アスペル・シアター:Birds

2006年よりニューヨークからソーシャルニュースを届けるBuzzFeed今日、日本語版がオープンした。BuzzFeedには、Autismというタグがある。
本日はBuzzFeedより、自閉症者のドローイング画集『Drawing Autism』を特集した以下の記事から1枚を紹介する。

http://www.buzzfeed.com/alanwhite/13-extraordinary-pictures-by-autistic-artists#.nf8G8aqRB3

“Birds” デビット・バース

enhanced-6145-1398762540-1デビット・バース/”Drawing Autism”より

視覚に基づく分類学(訳注:野鳥分類のこと)は不変のものだ。デビット・バース(1998年生まれ、18歳)による397種の鳥たちのリストが、それを示している。

評:野鳥図鑑を1ページ1ページめくりながら、かぶりついて描いたであろう絵。美しい鳥達が暮らす地球にいる事実を確かめながら、いつか全種と出会える日を夢見て。

ユミズタキス

生きること

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Photo: 

 
生きるとは

自分の中の移りゆく僅な変化を

受け入れることなのだろうと私は考えている

 

ぶれているとされている生き方は

自分に素直すぎていると言えるのではないだろうか

 

わ田かまり

wadakamari.tumblr.com

矛盾―暗示

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Photo: よういちらく

 
人間は、孤独に関して一生の敗北が決定している。

そのために、関係性への執着心の芽生えなどは愛とされ、

この愛は、人間において非常に重要なものである。

 

しかしながら、やはり矛盾を帯びた人間という動物は

孤独には耐えられない反面、どこかで孤独を求めている部分もある。

たくさんとの知人との集まりを終えた後

楽しかったという気持ちと裏腹に少なからず、

疲れてしまったという気持ちが芽生えたことがあるという経験

必ず、誰もがしているのではないだろうか。

「人と会うと疲れる」「疲れると分かっていても会う」

矛盾というのは免れることはできず

おそらく、一生付いて回る。

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INTJ

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Photo: 竹ノ谷 浩樹 Collage: わ田かまり

 
私をアルファベット4文字で表すのであればINTJの並びだそうだ。

これは性格診断テストから授かった貴重な4文字だ。

どうやらそのテストによると私は、

感情より理性を信頼した我が道を行くを体現したタイプではあるものの

感情的に傷つきやすい面があるといった

なんとも矛盾を帯びた人間らしい性質を持っているようだ。

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Photo: よういちらく

 
終戦から70年余りが経ち、日本は平和を手に入れた。

それに伴って、各々が自分の生活を善くすること、そして

自分自身を見つめざるを得ない時間が増えたように思う。

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「自閉症は、世界を見るための方法のひとつにすぎない」ASDの庭師・Alan Gardnerさん

テントントさんがやってみたコト 第13回

TENTONTOメンバーのYutaniです。多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いからの問題に立ち向かう活動をされている方々をご紹介しているこのコーナー。第13回では、自閉症スペクトラム障害(ASD)をもつイギリスの庭師・Alan Gardnerさんをご紹介します。

Alanさんはイギリスに住む55歳の男性です。庭師としての評価は大変高く、イギリス王立園芸協会(RHS)主催のChelsea Flower Show 2013 では銀賞を受賞。イギリスのTV局Channel 4によりレギュラー出演の番組も制作され、「The Autistic Gardener(自閉的な庭師)」のタイトルで放送されました。

今回は、イギリスのメディアThe TelegraphによるAlanさんへのインタビュー記事の内容を日本語訳でお届けします。

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センサリーを聴く:Oneohtrix Point Never『Along』

当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。毎度恒例になっていますが第4回もイギリス・ワープ・レコーズ所属のアーティストの曲をご紹介。ニューヨーク在住の先進気鋭のアーティスト、Oneohtrix Point Never。彼の2013年のアルバム『R Plus Seven』より、『Along』です。

ASD由来の自閉的感覚、特に常同性(ループ、繰り返し)や過集中(細部の違い)を刺激する、独特の世界観をもつミュージック・ビデオとなっています。個人的に、今最も注目しているアーティストです。

現在ライブのために来日中。明日12/3に東京、明後日12/4に大阪で彼の音楽を体感できます。 http://www.beatink.com/Events/OPN2015/

ユミズ タキス

美しいものをみて満たされる幸せ

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写真や絵を観るとき、何を基準として美しさを感じているでしょうか。

私は、美しいものには或る程度ルールがあると思います。たとえばデザインの技法には、美しくみせるための構図や配色、比率などがあります。普遍的なルールに加えて、それぞれが持つ感覚の違いによって、美しいもののルールも個人個人で多様なものが存在するのではないでしょうか。

例えば私の場合、自閉的感覚のうち視覚が敏感なので、全体像より細部に注目しやすい傾向があります。もしかしたら視覚の感覚の違いが、私の美意識に影響を与えているかもしれません。例として、私が美しいと感じるものを挙げてみました。

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センサリーを聴く:Boards of Canada『Dayvan Cowboy』

当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。第3回もイギリス・ワープ・レコーズ(毎回でスミマセン…好きなんです)の作品です。本日は2006年のボーズ・オブ・カナダのミュージック・ビデオ『Dayvan Cowboy』。

スコットランド出身のIDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)アーティスト、ボーズ・オブ・カナダ。マイケル・サンディソンとマーカス・イオンのエレクトロニック・ミュージック・デュオです。アメリカの音楽メディアサイト『ピッチフォーク』の“2000年代のミュージック・ビデオ トップ50″より、このMVのレビューをご紹介します。

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