ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私ユミズが感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。
第3回に取り上げるのは、レゴブロック。1950年頃よりデンマークのレゴ社で作られるようになったブロックです。今回はその中でも、大人から子どもまで楽しむことができる”機能”を組み立てられるミニレゴブロックセット&インストラクションブック、レゴ・クレイジー・アクション・コントラプションズ(Lego Crazy Action Contraptions)をご紹介します。筆者はアメリカ・サンフランシスコにお住まいのデザイナー、ダグ・スティリンガーさんです。
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
本日のZINE配布開始に合わせまして、最新号TENTONTOno.2のweb版を公開しました。こちらからご覧ください。
CON TENT S: テツガクする人たち / テントントのためのセンサリーテントと新しくテントントになった人の話 / テントントさんの一日 / 特集:テントント思考実験室 / おまじない / ぬり絵 / マンガコーナー / アスペル電波傍受 / 緊急インタビュー!んとんとちゃん / SENSORY DESIGN / テントント先輩のプチサピエンス
昨年秋に発行致しましたTENTONTOno.1より4ヶ月。たくさんの反響を頂いて新たにメンバーも増え、ASDやADHDの当事者と非当事者が入り混じってミーティングを重ねる中で、ASDやADHDを持つ方のことを前号より深くお伝えできる冊子ができたと思います。ぜひご一読下さい。
目は口ほどにものを言う。この言葉は目から得られる情報の多さを、うまく表している気がします。ASDを持つ私は、アイコンタクトがとても苦手です。私の感覚では、アイコンタクトのつもりで相手の目や表情に目をやると、耳元で大声を出されたときのような”やかましさ”に似た、圧倒されたような感覚を覚えます。人と話す時には声の届く適切な立ち位置があるため、アイコンタクトを快適に感じるぐらいの離れたところから話す、という風にできないのが悩ましいです。
科学のニュースを取り扱うサイトLiveScienceに、こんな記事が載っていました。
なぜ自閉症児はアイコンタクトを避けたがるのか?
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第5回は、センサリーデザインの対象をより深く知って頂けるよう、自閉症スペクトラム(ASD)の特徴の様々な現れ方(スペクトル性)をご紹介します。
今回はアメリカ疾病管理予防センターのサイトにまとめられた記載をご紹介させて頂きます。
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センサリー・スティミュレーター。ASDを持つ方向けの製品機能の説明書きに、よく登場する言葉です。感覚刺激装置という意味で、五感を心地よく刺激することで、嫌なことから自分を一旦離し、気持ちを落ち着かせるような機能を指します。以前センサリーデザイン最前線第1回、第3回でご紹介したデザインは、このような機能をデザインの核にしているプロダクトです。
ASDを持つ方へ一般的に抱きがちな支援方法として、自閉症を持つ方は神経が過敏な傾向があるので、目にはサングラスを、耳にはイヤーマフを、と言った形でとにかく刺激をなるべく少なくするものを用意すると良い、というものがあります。簡単にまとめると、刺激を減らすことが重要、という考え方です。これは近年研究の進む自閉症スペクトラム(ASD)という考え方においては、必ずしも適切ではありません。スペクトラムとは自閉症状の多様性を表現する言葉です。
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第4回は、感覚感受性が多くの人と比べて大きくずれているようなASDを持った子ども達にまま発生する具体的な問題を、どのように理解し解決していくのかをご紹介します。今回はLDの特徴として現れる問題も併せて扱います。
今回も全英自閉症協会のサイトにまとめられた記載をご紹介させて頂きます。
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