Flying Lotus – And the World Laughs With You [feat. Thom Yorke]
Laugh and the world laughs with you, weep and you weep alone. なおざりにされることの多い感覚過敏の問題を、ハードウェア・ソフトウェア両面で解決を試みる画期的なデバイス「WEAR SPACE」。クラウドファンディング成功の日の喜びに、テントントさんへ贈りたいナンバー。
ユミズタキス
Laugh and the world laughs with you, weep and you weep alone. なおざりにされることの多い感覚過敏の問題を、ハードウェア・ソフトウェア両面で解決を試みる画期的なデバイス「WEAR SPACE」。クラウドファンディング成功の日の喜びに、テントントさんへ贈りたいナンバー。
ユミズタキス
編集長のユミズです。本日はWarp Records所属の前衛的な音楽を得意とするアーティスト、OPNことワンオートリックス・ポイント・ネヴァーの来日公演に行ってきましたので、今回も記事にしてみたいと思います。
3年前の初来日の際と同じく、たのしみにするあまり今回のアルバムやライブについて事前情報をほとんど入れずに渋谷のO-EASTへ。ハイネケンを飲みつつ体力を使いすぎないようOPN率いるメンバーの登場を待ちます。
来場の方はやはりDJらしい格好をした人が多かったです。普通のものに飽ききった人が辿り着くひとつの解としてOPNへの嗜好はある気がしているのですが、ともかくも皆が待つ姿は真剣そのもの。これだけ素晴らしいパフォーマンスのできるアーティストが日本で公演してくれることに、本当に感謝しかありません。
このコーナーでたびたび取り上げてきたセンサリーな音楽、インテリジェント・ダンス・ミュージック(IDM)。その第一人者のひとりPrefuse 73の音楽を以前ご紹介しましたが、ポストクラシカル・現代音楽レーベルのgood umbrellaより2017年11月20日リリースされるアルバムRE-FAURÉに、ゲスト参加しているとの情報を得ました。詳細はこちらのプロモーションサイトをご覧ください。
http://good-umbrella.com/ja/refaure/index.html
ワープ・レコーズを離れ、独自レーベルのイエロー・イヤー・レコードを立ち上げているPrefuse 73。好きなアーティストでもあり、個人的に彼の動向は気になっておりました。このプロジェクトはクラシック音楽の再生と翻訳をコンセプトにしているとのことで、どのような音楽世界が展開されるのかとてもたのしみです。
ユミズタキス
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「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。今回は、アメリカ・ニューヨークのダンス・パンクバンド、LCD Soundsystemの2010年の楽曲『Home』の有名な“非公式”ミュージック・ビデオをご紹介します。
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音楽の力。日々被る、あらゆる感覚刺激の全てが不快なものだったらと考えると、恐ろしくなる。J Dillaがいいなと思えることは、嬉しい。
ユミズタキス
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今年11月3日公開予定となる映画『グッド・タイム』のサウンドトラックより、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(Oneohtrix Point Never)のThe Pure and the Damned (ft. Iggy Pop)をお届け。
イギー・ポップの渋く深みのある落ち着いた歌声と、どこまでも溶けて広がっていくようなOPNの電子音。先日描いた好きなものの概念図は、この曲のアルバム『Good Time Original Motion Picture Soundtrack』を聴きながら考えたものでした。私はすごく、好きです。
2017年度カンヌ・サウンドトラック賞受賞作品。
ユミズタキス
ブラック・カルチャーとアンドロイド。発達障害者支援の活路としてロボット技術が挙げられることがあるけれど、愛嬌のあるロボットによって多くの人が優しい気持ちになれるかもしれないだけで、その役割も果たしてしまっているかもしれない。
ユミズタキス
音楽は人によって作り出される感覚刺激の中で、いつも最高の調和を持っていると思う。この食材で奏でる音楽プロジェクトは、パフォーマンスとしての面白さを超えて、プレイヤーの食材に触れた感じや振動までが、伝わってくる気がする。
ユミズタキス
つい先日、NHKの発達障害特集で、発達障害者の感覚過敏について取り上げられていた。その中で、研究者が作った発達障害者の感覚を再現した映像が流れたのだけれど、それを見てこの動画を思い出した。世界が滲みつつもありありと感じられて、その光景の連続から、一般と異なる心が作られていってしまう感じ。あの映像よりもこのミュージック・ビデオの方が、それをよく表現しているように思う。
ユミズタキス