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テントント先輩のプチサピエンス 第１０回

先輩タキス（画像左、以下タ）：あああ。。

後輩るうが（画像右、以下る）：？

タ：すごい、すごい。。。

る：あれ、センパイ、セリフが。

タ：おっほおぉ。うわあぁ。

る：あらら。じゃ、私が読むね。みなさんこんばんは～。このコーナーではいつも、テントントさん（ASDやADHDからの生まれつきの感覚の違いがある人たち）の暮らしに役立つちょっとした知恵＝プチサピエンスを紹介していますっ

タ：あ、ああ、みなさまこんばんは、タキスです。

る：きょうはいったいどうしたの？

タ：いまさっきですね、アルバムを買ったんです。聴いたんです。そして余韻でこうなっているんです。

る：アルバム？

タ：はい、J Dilla という方の Donuts というアルバムで。TENTONTRaPをはじめたものですから、私ももっとヒップホップを聴くようにしているのですけれど、私の気持ちの落ち着く曲に彼のトリビュート曲が多くてですね。

る：こないだのフライング・ロータスさんのもそうだもんね。

タ：はい、それでLast.fmで彼のアルバムを調べて、さっき買って聴いたんです。

る：2006年のアルバムなんだね。へえー。

タ：聴いていくとすぐに、私からみた音楽の地平がズアッッと切り拓かれたような感じがしました。天才の集大成、と一言で言ってしまえるかもしれないんですけれど、彼の心が入り込んできて、私は幸せで、ジャブジャブになりました。

る：センパイは水をよく吸うんだ。感動ハイパーだね。

タ：はい、心臓は血を波立たせて運び、それが生きているということで、その鼓動に乗っているのが私達なんだと思いました。

る：ふえー、壮大だね。

タ：私のアスペゴコロにガツーーーンときましたね。走馬灯のようでした。生きて死にました。す、すごかったです。すごかったです。。。

タ：うわー、ああ、すごい。。すごいなああ。。ああ・・・

る：センパイがこんな感じだし、今日はこれまでだね。そこまで言うなら私も聴いてみようかな。次回もお楽しみに！

ユミズ タキス