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テントントの僕らの目が輝くもの 第19回
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 編集長のユミズタキスです。
このコーナーでは、自閉症スペクトラム症状(ASC)のひとつとして挙げられるシステム化指数(SQ)の高さや過集中の性質などに着目して、ASD者の好奇心を満たすものをご紹介しています。
今回は、第2回にてご紹介したライフゲームに関連する話題です。WEBブラウザ上で動作するセル・オートマトン生成ツールなのですが、実はアスペル電波傍受のコーナーで度々Gifアニメーションを紹介しているbigblueboo labsの作品になります。ライフゲーム自体は、英・プリンストン大学教授、ジョン・ホートン・コンウェイが1970年に考案した、セル・オートマトンという種類の計算モデルです。
cubes.io: 3d cellular automata http://cubes.io/
このツールでは、3次元空間にセル・オートマトンを作り出し、各世代の形をぐるぐる回して眺められます。右下のRules of EvolutionのPresetを好みの条件に変えたのち(ライフゲームモードもあります)、左側にあるInitial Stateを決めると、ルールに則って整然と立方体が生成、消滅されていきます。右上の再生や一時停止、早送りなどを使って変化を楽しんだり、自分好みのRules of EvolutionとInitial Stateの組み合わせを探してみるのも面白いと思います。
ライフゲームやセル・オートマトンについては、以下の関連記事をご覧ください。単純なルールから複雑な形が形つくられていく美しさに、ひたすら魅了されます。
【関連記事】
計算の宇宙、ライフゲーム http://tentonto.jp/?p=385