寂しがりじゃないことが障害になる?~カロポタと私~

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発達障害からくるハイポな感覚の違いからか、私は基本的に一般と比較してかなり我慢強い傾向があり、それもあってあまり寂しいと思わない傾向があると思います。
例えば、口寂しいに関する食事のことです。かなりお腹が減ったり喉が渇いても耐えられたりするため、本人としては意識して食べるようにしています。

しかしこの意識は充分だったのかと、ふと思い立ちました。
本人としては健康ではあるものの、通常の感覚でいえばギリギリのところで食べたり飲んでいるにすぎず、そう考えると定型者との感覚の差が広がるばかりで、だからこそもっと多く摂ってもいいのかもしれない、と。
そこでカロリーを摂る生活を近頃はじめてみています。
 

 
具体的には、あまり食べてこなかったぶん胃腸の消化力が少ないと考えられるので、消化吸収が良いタンパク質入りポタージュを粉末を溶かして作り、そこにカロリーメイトを2本沈め(通称カロポタ)、300kcalほどにして普段の食事に加えほぼ毎日食べるようにしてみました。
油ものを多く食べることも考えたのですが、消化できなければ効果が感じられないと思ったので、ひとまず長い道のりの一合目として挑戦。
 
 
たったこれだけなのですが、TENTONTOメンバーには「還俗」とからかわれつつも2週間続けてみて、すでに体調に変化がみられています。
集中して作業した後の疲労感(眼の周りの落ちくぼみの感じ)が鏡で見る限り減っているように見えますし、
だいぶ前に痛めて治っていたと思っていた突き指の怪我のあたりが腫れてよりいい感じに治ったりと(アッヘンバッハ症候群と思われる、栄養的に余裕ができて工事が再開した?)いった変化がみられています。

意識では空腹感が無くても腹の方が鳴ったり、焼肉のCMの夢を見るようになるなど、寂しがり度が上がったといいますか、前より多少はヒトの多数派的な生理現象が生じてきているように感じます。
 
 
 
昔読んだスポーツ科学の本で、パフォーマンスを出すために食事量を増やす(毎日ハンバーガー1個でも増やす)と成績が向上する、という実験結果が載っていたのを思い出しました。
スポーツ選手に限らず普段の生活でも、消化できる形でのカロリー摂取を私のようなタイプの痩せ型のテントントさんはトライしてみるとよいかもしれません。
 
 
ユミズタキス