テントントの僕らの目が輝くもの:Patrick’s Parabox

テントントの僕らの目が輝くもの 第20回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

ASDやADHDをもつ人たち(テントントさん)の心をウキウキさせるものをご紹介するコーナー【テントントの僕らの目が輝くもの】。本日ご紹介するのは倉庫番系パズルゲーム『Patrick’s Parabox』。センサリーな魅力にあふれた作品で、いま私が一番はまっているゲームです。

箱を押して目的地に運ぶパズルゲーム、倉庫番。倉庫番系のゲームは有名なものだとゼルダの伝説での宝箱ミニゲームがありますが、見た目よりも歯ごたえのあるパズルで長年親しまれているジャンルです。

このゲームは、箱の中の世界が入れ子になっているのが特徴です。思いがけない動きができるのであれこれ考えがいがあります。また文字情報が全然なく、自分で箱を動かして試してみることだけでパズルを解くことになるため、知恵の輪を解いているようで楽しいです。

そしてこのゲームの何がセンサリーかというと、
1.ペナルティがない(何度でもやり直しができる)こと
2.曲と音が静かで色がきれいなためパズルに集中できること
3.人(他プレイヤー、作者のエゴなど)の気配がないこと
があると思いました。

【ACADEMY】自閉症にやさしいゲームの作り方

この記事でも挙げられているように、演出が控えめでびっくりしない点や、失敗や人の気配などプレッシャーになる要素が抑えられている点がセンサリーだと思いました。

快適なゲームなのでパズルの内容について考えるのが楽しく、その日解けなかったパズルも翌日に閃いて解けたりすることもあり、クリアできる喜びが得られるのでオススメです。
 
 
marf