コラム:人を応援したいという気持ち
自分と同じASDやADHDを持つ人たちへ何かできないか、と始めたTENTONTOの活動も、思い立ってから一年が過ぎました。
私はASDの傾向からか、人そのものにあまり興味がありません。人と話したり、友だちと遊ぶとき、人そのものよりも人の持つ能力で、その人を捉えていると思います。
興味が持てないことは無関心になりやすく、無関心は苦手意識を生みます。私は人そのものに注目できなくなりました。スポーツ選手なら体つきの美しさを楽しめるのでまだよいのですが、とくに普通の人の姿を見るのは苦手です。写真には写りたくありません。
ASDでない多くの人は、人の生きている姿に興味を持って応援したくなるから、代表のポートレートを載せた方がいい。そんなことをミーティングで定型発達のメンバーから伝えられました。そう言われると、私達の活動を応援頂いている方、私自身を応援してくださる方、両方いらっしゃるような気がします。
私が一年前に行動をしようと決めた理由も、自分自身の人を応援したいという気持ちです。ひとりでは何も出来ない普通の人の私には、多くの人の人を応援したいという気持ちが必要です。
自分の姿を使えば、TENTONTOの活動の助けになるかもしれない。ならやってみようと先程思い立って、手始めにiPhoneで写真を撮ってみました。私がユミズ タキスです。
ユミズ タキス