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テントント先輩のプチサピエンス 第８回

先輩タキス（画像左、以下タ）：みなさんこんにちは。このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵＝プチサピエンスを紹介しています！５月を乗り切るために始まった連続企画、今回もMyAspergersChild.comの『アスペルガーの子どもの落ち着かせ方：親のための５０のコツ(How to Calm an Aspergers Child: 50 Tips for Parents)』から、テントントさんがリラックスしたり、テントントさんをリラックスさせたりする方法をご紹介します。

後輩るうが（画像右、以下る）よろしくおねがいします。もう５月も終わりそうだね。

タ：もうすぐ３分の２が終わりますね。このコーナーでご紹介したコツ、みなさんに役立っていればいいのですが…

る：ちょっとたくさんありすぎて、こんがらがるところあるよね。

タ：コツのひとつひとつに、テントントさんへ向けた効果的な接し方が書かれていると思いますので、じっくり読んで頂けると私は嬉しいです。

る：それと、実際にやってみることも大切だね！それじゃ、今日も読み上げていくよ！

る：３１．どんな形であれ攻撃的な振る舞いの全てを大目に見ないようにしよう。あらゆる育児においても言えるけれど、一貫性を持たせることが一番。攻撃的な振る舞いを止める唯一の方法は、攻撃性は許されないことという家のルールをつくること。

タ：攻撃的なふるまいをすることで社会的に喪うものはとても多いです。社会生活において自分を律すための倫理観を得るために、家でのルールはとても重要だと思います。

タ：３２．子どもに怒って表現する代わりに言葉を使うよう教えよう。「こうやって言えたよね。次はうまく言えるかな？」もしトラブルが起こっているなら、ことばで説明することを思い出させよう。「トム、自分でしゃべりなさい。」

る：気持ちをうまく言葉にできなくて苦しいけれど、でもうまく言葉にできるようになるととっても便利だよ。

る：３３．気分転換の遊びがすぐに出来るように、おもちゃ箱に画材、ぬり絵、クロスワードパズル、粘土、アクセサリーキットなどをまとめておこう。

タ：マインクラフトで遊ぶのもいいですね。ずっと掘っていってトンネルを作るだけでも楽しいですよ。

る：３４．たとえアスペの子どもを『ものすごい強烈』と思っていても、「好きよ」と言って安心させてあげよう。

タ：アスペルガーを持つ子どもは操縦不能の興奮状態になりやすいですから、安心させてくれる人がいるだけで、日々の暮らしがガラッと変わると思います。

タ：３５．彼自身が落ち着くために、あなたが彼に見せるような落ち着いたふるまいについて教えよう。

タ：３６．子供をストレスに満ちた状況から遠ざけてあげよう。静かな部屋や、遊び場の中でも人気の少ないところに連れていこう。

る：こうやっていつも教えてもらえれば、落ち着くために自分ができることへの自信もつけやすいね。

る：３７．度重なるバクハツを防止することに集中できるよう、構造で捉えることを助けるために子どものいる場所からガラクタを捨てよう。動揺したり興奮した声で話しかけないようにしよう。部屋を薄暗くして彼への刺激を少なくしよう。

タ：注意欠陥多動性(ADHD)も持っている自閉症スペクトラム(ASD)の場合、衝動的に色んなものを買い集めてしまいやすいですが、ものが多いとそれぞれに対して考えることが増えるのでパニックの原因になります。集めてしまったものは仕方ないので、気づいたときに不要なものはなるべく部屋から取り除いていきましょう。やたら大ぶりで片付けにくいじゃまになるものは特に。

タ：３８．大きい子どもなら散歩をさせよう。散歩は嫌な感情を取り去るし、歩く一歩一歩の反復が彼の心を再集中させる。

る：散歩って気持ちいいよね。

る：３９．ポジティブなイメージを思い浮かべさせて小休止しよう。

る：４０．深呼吸は怒りの影響から逃れるための簡単なテクニック。自分も胸に手を当てて深呼吸して、彼にやり方を伝えよう。

タ：一旦休んでしっかり考えられるようにするのが、かんしゃくを落ち着かせる一番の方法ですね。

る：次回でかんしゃくを鎮めるコツ５０個、ぜーんぶ紹介できる！やったね。

タ：長文でしたが最後までご覧いただきありがとうございました。ぜひ次回もご覧ください！

ユミズ タキス