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TAG: ミュージック

センサリーを聴く:Bibio『Light Up The Sky』

当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。6回目の今回は英・ワープ・レコーズ所属のアーティストBibioの、岩石標本の輝きを映像化した美しいミュージック・ビデオをご紹介します。今年の4月1日に発売したばかりの最新アルバム『A Mineral Love』より、『Light Up The Sky』です。

「無機質」が織りなす光の中。美しいものと、自分だけが存在する世界が広がります。no.4で取り上げた、石を愛する地質コンサルタントのASD者・シタさんの感じている世界とシンクロしているかのようなビデオに仕上がっています。

ユミズタキス

アスペル電波傍受:Wintergatan – Marble Machine (music instrument using 2000 marbles)

 

 

Wintergartan Marble Machine // 2016
Marble Machine&compose:Martin Molin
Video film&edit:Hannes Knutsson
Costume design:Angelique Nagtegaal
www.wintergatan.net
 

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アスペル電波傍受:LALI PUNA MUSIC VIDEO

 

 

LALI PUNA MUSIC VIDEO // 2007
David Neevel
Music: Lali Puna
http://davidneevel.com

 
ユミズ タキス

米・アイダホ州 音楽を通じて生まれるコミュニティ

guitarist-mentors

画像出典元:magicvalley.com 様 http://magicvalley.com

テントントさんがやってみたコト 第19回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。
本日はアメリカ、アイダホ州のニュースサイト、MAGICVALLEY.COMより、ギターショップを営むマーカス・ミークさんをご紹介します。

マーカスさんは自身のギターショップで何らかのトラブルを抱えた子ども達に向け、無料の音楽教室を開いています。音楽の力を借りて周囲の環境との調和を図る一連のプログラムは、アスペルガーを抱える子どもにも良い指針を示してくれるようです。

Strings and Things: Burley Guitarist Mentors through Music(2016.02.15)

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センサリーを聴く:Clark『Ted』

当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。5回目の今回はこのコーナーの第1回でご紹介したイギリス・ワープ・レコーズの大御所、クラーク(Clark)の美しいミュージック・ビデオをご紹介。彼の2007年のミニアルバム『Ted E.P.』より、『Ted』です。

地球上で最も繁栄する動物界最大の分類群「節足動物」の多様で独創的な姿、そのメカニカルな質感と動作に合わせて繊細に響くリズムとメロディはASD由来のSQの高さと共鳴し、私たちの中でエイティピカルな感動へと変わります。

ユミズタキス

晴れのち雨の日のテントン会inアキパパラ

pripara

レポーター:ユミズ タキス

昼2時。秋葉原から数駅離れたとあるファミレスに集合したタキスYutaniなるやえにしは、TENTONTOno.5のミーティングも兼ねておしゃべりを始める。今日のお題は会う前から決まっていた。ユタニとなるやえにし大絶賛のゲーム&アニメ、プリパラについてトークすることだ。

発達障害のひとつ、ASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)由来の感覚をもつ当事者とその周辺の人たちのための冊子、フリーペーパーTENTONTOを発行している私達。プリパラはTENTONTOno.3で旧メンバー田中至が描いたマンガ『漫画 SF』によく似た世界観のゲームだ。このゲーム&アニメの面白さ、居心地の良さはどこからやってくるのかについて、白熱する会話。タキスは2人との話を通じて、最新号no.5で紹介するセンサリーデザイン(ひとりひとりの感覚に”しっくりくる”デザイン)にぴったりかもしれない、と確信めいたものを感じた。

その後はもちろんアキパパラ(秋葉原)のゲームセンターでプリパラをプレイ。タキスは先週ユタニと遊んだ際にプレイ済みだったが、なるやはゲーム初プレイ。超エモいプリパラの世界観を、メンバー全員で満喫できた。夜8時。降りだした雨ですっかり冷え込んだ冬の空気の中、皆ほっこりと家路に着くのであった。

時間感覚のズレは「リズム音痴」と似てる?

こんばんは、TENTONTOメンバーのmarfです。一年の計は元旦にあり、と言いますが、みなさまは何か抱負を掲げられましたか?今年の目標を決めると、日々の予定を計画するのにも力が入りますよね。

私は予定を立てるのも、こなすのも得意ではありません。学生のとき、「出来はいいけど時間かかりすぎだよ」と先生に言われたことを思い出します。

関係があるのかないのか、私は少しリズム音痴なところもあります。音楽の時間に合唱で「音程は合ってるけどリズムがあやしいよ」と言われたことがあります。音程の正確さに集中するあまり、メトロノームの音への注意が逸れてしまったことを覚えています。何かに集中するとタイミングが合わなくなる。タイミングがばらばらになってしまうこの感じ、私はASC由来の時間感覚のズレのせいでは…?と思っています。

今年こそはなんとかしたいと思い、これに「スケジュール音痴」と名前を付けて、克服してみるという目標を立てました。

手始めにネットで検索してみると、「リズム音痴を治すアプリ」なるものを発見しました。

iOSアプリ「Steve Reich’s Clapping Music


参考記事:スティーヴ・ライヒでリズム音痴を治すアプリ(動画あり)WIRED JAPAN

このアプリは、ミニマルミュージックを代表する現代作曲家スティーヴ・ライヒの「Clapping Music」という曲を使って遊ぶリズムゲームだそうです。紹介動画を観たところ、拍手の音だけで構成された曲なので、不協和音にゾッとせずにリズムだけに集中できそうな感じがします。このゲーム、これからプレイしてみようと思いますので、後日レビューしたいと思います。

各パートの演奏指示が書かれた楽譜は、行事や休日が書かれたスケジュールと似ている気がします。楽譜に指示されたテンポを読んで、自分のパートを演奏しこなすように、スケジュールを鮮やかにこなしてみたいものです。

アスペル電波傍受:【戦国武将ラップPV】Co.慶応が選ぶ戦国武将Best10は誰!?

Co.慶応

ユミズタキス

カラオケボックスは”センサリー空間”?

ASD(自閉症スペクトラム障害)にまつわるお話として、本日はカラオケボックスの”自閉的感覚”からの魅力をお伝えしたいと思います。

みなさんはカラオケと聞いて、どんな風に遊ぶイメージを持たれるでしょうか。歌いやすく加工された曲をかけて、マイクを使って歌を歌う。ここまでは同じだと思いますが、実はその楽しみ方には感覚の違いがあるんじゃないかと、私は思うのです。

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もりの”おんがく”せいかつ

tentonto_morinoseikatsu

marf 作