画像出典元:The National Autistic Society 様 http://www.autism.org.uk
TENTONTO編集長のユミズタキスです。
今日はコアなTENTONTOファンならニヤリ(?)の情報をお届けします。
センサリーデザインとは?のコーナーでセンサリーデザインの核となる感覚感受性についての記事をご紹介した全英自閉症協会のwebサイトにて今年公開された、テントントさんがやってみたコト第2回でご紹介したASDをもつ細密画家、ライ・シン・タタルさんの特集。タタルさんの絵の中に、同じくテントントさんがやってみたコト第13回でご紹介したASDをもつ庭師、アラン・ガードナーさんの肖像画がありました。
Raj Singh Tattal on family, inspiration and what he’s learned
当サイトでご紹介してきたASDをもつ活動家の方たちが、現在進行形でコラボレートしながら活動の幅を広げていることに、私はたいへん勇気づけられます。毎日記事を更新して、1年と1ヶ月が過ぎた当サイト。今後ともよろしくお願いいたします。
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ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズタキスです。このコーナーでは数回に分けて、現在制作中のフリーペーパーTENTONTOno.5の内容について少しずつご紹介していきます(①、②)。本日はビッグな情報をお届け!
自閉症スペクトラムをもつ子どもたちが集うMinecraftサーバー”Autcraft”を運営する、AutismFatherことStuart Duncanさんが、TENTONTOno.5の特集記事に出演してくださります!
自閉症児・ASDを持つ子供のためのMinecraftサーバー・Autcraft
アスペルガー症候群のためにいじめられてしまう子どもたちの安全な居場所として、Minecraftサーバーを開設したスチュアート・ダンカンさん。世界各国のテレビやニュースサイトで、その先進的な活動が紹介されています。TENTONTOメンバーYutaniが、カナダに住む彼にロングインタビューを決行。自身もアスペルガーであるダンカンさんの、活動にかける想いをお伝えします。日本語で読めるダンカンさんの言葉は、おそらく日本初!
TENTONTOno.5は2016年3月末頃の発行予定となります。乞うご期待下さい!
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冊子TENTONTOは、発達障害の当事者、または関係者のボランティアメンバーが集まって、生まれ持った感覚の違いゆえの困難があること、それを解決する未来をつくるデザイン、センサリーデザインについてお伝えしているフリーペーパーです。
毎号みなさまより、印刷費用のご協力を募集しています。今号もみなさまのご協力を心よりお待ちしております!ご協賛は一口1,500円よりご応募いただけます。ご協賛についての詳細は、こちらをご覧ください。
駅ですれ違う学生の動きがいつもより規則正しくないと思ったら、もう三月に入っていました。すっかり季節は春に向かっています。
そういえば私も学生のとき、この時期は年度の終わりが来たと毎日どこかで感じていました。春休みになったら会えなくなる人もいるので、クラスメイトや先生の誰かしらとのお別れがあったからです。こう言ってみると、まるで私が情に厚く、下手すると毎日泣いていたように聞こえるかもしれません。しかし実際のところ、別れを惜しんだり、記念の何かを残したりといったことには消極的でした。大抵いつも通りの振る舞いを再現するので精いっぱい、お別れだということを考えないようにすることに集中していました。ばたばたした三月をやり過ごせば、四月が来ます。新しい学年になって、また一年の繰り返しだから大丈夫、と、思い込もうとしていました。
当時は気付きませんでしたが、ASC(自閉症スペクトラム症状)を持っている私にとって、環境や人間関係の変化というのはかなり大きな負荷だったはずです。でも、一年ごとにプログラムに沿ってぐるぐると学年を上がって来られた学校生活は、「規則正しかった」からこそ乗り切れたのだろうと、今になって思います。クラスや先生、通う学校が変わったりと大きな変化に遭っても、馴らされた生活リズムのおかげで痛みを減らせていたのでしょう。
私が学生でなくなって随分経ちます。あるとき職場の方から「明日で会うのが最後だから、お別れをしようよ」と言われたことがあります。あまりに真っ直ぐだったので私は面食らってしまいました。よくわからないままの咄嗟の対応が合っていたのか自信がありません。しかし、目を見て二、三言交わしただけだったのに意外と記憶に残っています。失ったり変わったことに心を揺さぶられても、そうした「お別れの記憶」をきちんと留めておけたら、つらい変化を乗り越えられるものなのかもしれません。
ただでさえ、些細なことでも乱されてしまいがちな私の日常。私にとってあの「お別れをしようよ」は、絶妙なバランスを保ちながら日常を続けていくために大切なものだったのだと思います。
marf
こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。
アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部のコーナーでは、作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、「ダイナ」の日本語訳バージョンを毎週お届けしています。昨年11月に実施したクロエさんへのインタビュー完全版も、日本語版・英語版共にweb公開中。ぜひご覧ください。
文房具屋さんにやって来たダイナ。品揃え豊富なお店で、ついつい楽しくなっているようです。文房具はいろんな種類やサイズ、色があって、お店の棚を眺めているだけでも楽しいですよね。一方で、目的に合った「ちょうど良い」文房具を手に入れるのって、なかなか難しいものです。
さて、ダイナが買いにきたのは小さなシート。「ちょうど良い」ものはあるでしょうか…?
今回もBuzzFeedより、自閉症者のドローイング画集『Drawing Autism』を特集した以下の記事から1枚を紹介。アスペルガーをもつ女性、マリリン・コーショーによる、彼女の内面を描くコラージュ作品。彼女はコラージュのほか、ドローイング、写真、クラフト作品を展開している。
http://www.buzzfeed.com/alanwhite/13-extraordinary-pictures-by-autistic-artists#.nf8G8aqRB3
画像出典元:magicvalley.com 様 http://magicvalley.com
こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。
本日はアメリカ、アイダホ州のニュースサイト、MAGICVALLEY.COMより、ギターショップを営むマーカス・ミークさんをご紹介します。
マーカスさんは自身のギターショップで何らかのトラブルを抱えた子ども達に向け、無料の音楽教室を開いています。音楽の力を借りて周囲の環境との調和を図る一連のプログラムは、アスペルガーを抱える子どもにも良い指針を示してくれるようです。
Strings and Things: Burley Guitarist Mentors through Music(2016.02.15)
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。このコーナーでは数回に分けて、現在制作中のフリーペーパーTENTONTOno.5の内容について少しずつご紹介していきます(前回はこちら)。
本日はTENTONTOno.5のティーザー画像を発表!な、なんと、TENTONTO公式キャラクター、んとんとちゃん、ぎゅぎゅちゃん、ふぁっふぁちゃんが、コーデチェンジでチーム結成?!
TENTONTOno.5は2016年3月末頃の発行予定となります。乞うご期待下さい!
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冊子TENTONTOは、発達障害の当事者、または関係者のボランティアメンバーが集まって、生まれ持った感覚の違いゆえの困難があること、それを解決する未来をつくるデザイン、センサリーデザインについてお伝えしているフリーペーパーです。
毎号みなさまより、印刷費用のご協力を募集しております。最新号につきましても、みなさまのご協力を心よりお待ちしております。ご協賛は一口1,500円よりご応募いただけます。ご協賛についての詳細は、こちらをご覧ください。