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D.culture様に『ユミズタキスの非定型忍法帖 第2回』を寄稿しました

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こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。本日はWebメディア『D.culture』様にて私ユミズが担当している連載『ユミズタキスの非定型忍法帖』の話題です。第2回分を寄稿し、掲載いただきましたのでご報告させていただきます。

ユミズタキスの非定型忍法帖[第2回]
http://disability-culture.jp/dd/1311

今回のタイトルは『オリジナルにやる気、みなぎらせ』。ジグソーパズルを例に出して、自閉症スペクトラム症状(ASC)の特徴についての説明を試みました。そして、落ち込みがちな当事者がやる気を出すため、ゲームを用いてモチベーションを取り戻し、自分を見つめるヒントにすることについても書いてみました。

テンプル・グランディンなど発達当事者のゲームプレイに否定的な意見を持った自閉症支援活動家もいますし、そういった言い分ももっともとも感じております。ですが、やはりゲームは人生において得るものも多い豊かなものだと、私は強く思っています。

【関連記事】
D.culture様にて『ユミズタキスの非定型忍法帖』を連載開始しました
パズルウイルスの脅威
「アスペのための」ゲーム、チェス
あまさず討論:ゲームばっかりやってるとバカになる?

コラム:「臭いものに蓋」は、センサリー?

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(金) O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
 
以前このサイトのコラムで、「否定の言葉は、魚の小骨?」と題して記事を書きました。簡単に説明すると、ASD者は文脈が”見えない”ゆえに、言葉そのものの凹凸につまづきやすい、という内容です。つまづくたびに、パニックになったり、萎縮したり、ヤケになったりと、気分障害という形で二次障害を起こしやすい傾向があることも、お話しました。

こと、ダイナミックな対人間のコミュニケーションよりも、自身の熱中する定常的な何かに意識・意欲が向きやすいASD者であるがゆえに、この問題に具体的な対策を打つことにおっくうのままでいる方は多いと感じています。怠惰がたたり、「ラクチンな人」のみとのコミュニケーションに絞ったり、コミュニケーションそのものを手放したり。コミュニケーションの障害への開き直り、と言えば聞こえは良いですが、徐々に当人と関係者の幸せを蝕んでいく、生産性に欠けたものと私には感じられます。
 
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米・テキサス州にて自閉症スペクトラム者向けのセンサリー演劇プログラムがスタート

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N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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画像出典元:KENS 5 様 http://www.kens5.com/

センサリーデザイン最前線 第29回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナーでは世界中で次々と生まれている、最新のセンサリーデザイン(発達障害当事者の感覚にやさしいデザイン)をご紹介します。

本日は米・テキサス州サンアントニオのローカルTV局KENS 5のウェブサイトより、今月より公演が始まった自閉症スペクトラム者向けの演劇プログラムをご紹介します。

http://www.kens5.com/features/magik-theatre-first-sensory-friendly-performance-of-season/336535708

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ロンドンのフットボールスタジアム、センサリールームを新設(イギリス)

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画像出典元:Islington Gazette http://www.islingtongazette.co.uk/

センサリーデザイン最前線 第51回

こんばんは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。ひとりひとりの感覚の違いに寄り添うデザイン、センサリーデザインの最新の話題をお届けするこのコーナー。本日は先週イギリス・ロンドンで発表された新しいセンサリールームの話題です。ニュースサイトIslington Gazetteより、記事の内容を拙いながら私の日本語訳にてお届けしたいと思います。

http://www.islingtongazette.co.uk/sport/football/arsenal/new-sensory-room-unveiled-at-emirates-stadium-to-help-supporters-enjoy-match-day-1-5214095

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Google GlassのAR機能で、自閉症者の表情認知の困難をサポート

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センサリーデザイン最前線 第28回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナー【センサリーデザイン最前線】では、日進月歩で開発の進むセンサリーデザインの話題をお届けしています。本日ご紹介するのは米・スタンフォード大学によるGoogle Glassを用いた表情認知サポートアプリ、その名も”Autism Glass”です。今回は既にARニュースメディアサイト、GET AR 様が日本語の記事にして下さっていましたので、こちらの内容を取り上げさせていただきます。

2年前から始まったGoogle Glassを使用した自閉症者支援プロジェクトは、先月には家庭内での実用試験段階に入ったようです。”Autism Glass”は、相手の動き、表情を画像分析し、感情を言葉にして明示的に表示するアプリが搭載されています。

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PS4マインクラフト:ストーリーモード – シーズン2日本語版が予約開始です

昨日のツイートでもお知らせしましたが、センサリーゲームとしてたびたびご紹介しているマインクラフトのアドベンチャーゲーム版新作、Minecraft:ストーリーモードのシーズン2のPS4日本語版が本日より予約開始となっています。

PS4「Minecraft:ストーリーモード シーズン2」の予約受付が開始!予約で25%オフ
http://gamefavo.com/news/minecraft/ps4-mc-storymode-s2/

前作Minecraft:ストーリーモードの日本語版は未発売ですが、記事によるとストーリー上の関連性は無いとのことです。私は前作を少しプレイしたことがあるのですが、映画の中でゲームをしているようなとても手触りのいいゲームでした。またPS4のレゴのゲームシリーズもプレイ経験がありますが、それよりはアクションがシンプル、かつ美麗で、よりアドベンチャーゲームらしい仕上がりです。トレイラーを見る限り今作もかなり出来が良さそうですので、ぜひチェックして見てください。

ユミズタキス

“Autcraft” 創設者 スチュアート・ダンカンさんインタビュー

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Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 

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インタビュー聞き手・和訳:Yutani(TENTONTO ライター)

大人気の「冒険・ものづくりゲーム」Minecraft。自由度が極めて高く、あらゆる遊び方、使い方が可能なゲームです。スチュアート・ダンカンさんは、自閉症児が安全かつ快適にMinecraftを楽しめるサーバー(ゲームプレイ環境)の提供を目的とするプロジェクト”Autcraft“を2013年に開始。英・BBCを初め、世界のメディアが取り上げる注目の人物です。ダンカンさんへのインタビューは、日本では初めてとなります。

2016年3月26日に配布開始のフリーペーパーTENTONTOno.5でも取り上げているこのインタビュー。当サイトTENTONTOwebでは、紙面の都合でお届けできなかった部分も含む完全版を公開いたします。

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アメリカ:センサリーフレンドリーな子供服のラインが登場

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画像出典元:The Mom Kind 様 https://themomkind.com

センサリーデザイン最前線 第49回

みなさん、こんばんは。TENTONTOメンバーのmarfです。ASD・ADHD者の感覚の違いに注目し、そこから生じる困難を解決する最新の『センサリーデザイン』の話題をご紹介するこのコーナー。本日はニューロダイバーシティな家族の情報サイトThe Mom Kindより、センサリーフレンドリーな子供服についての記事を一部和訳してご紹介します。

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テントント通信:私のホッとする顔

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
 
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marf 作

こちらもどうぞ→テントント通信:スマイルこわい

 

~こちらは2015/09/29公開の記事の再掲載です~

 

動物園に自閉症スペクトラム児向けセンサリーツアーが設けられる(アメリカ)

センサリーデザイン最前線 第48回

編集長のユミズタキスです。ASD・ADHD者の感覚の違いに注目し、そこから生じる困難を解決する最新の『センサリーデザイン』の話題をご紹介するこのコーナー。今回はアメリカ・テキサス州の動物園で開設された、自閉症スペクトラム児向けのセンサリーツアーをご紹介。テキサスのテレビ局KYTXの記事より、日本語訳にてご紹介します。

http://www.cbs19.tv/news/local/sensory-tour-at-the-gentle-zoo-helping-children-with-autism/466654343

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