人の話をよく聞くことの「よく」の部分には、「想像力を働かせて」という一要素が入っている。社会生活の中での多くのシチュエーションでそれは起こる。
「想像力を働かせる」ことが求められている、そううっすらと気がついたときには、私は以下のような思考ルーチンを踏んで対処しようとしてしまう。
・ここでいう想像力は、棒と台座を使って天井に吊るされたバナナを取るにはどうしたらいいか想像する、という類のものではない、ということを念頭に置く
・相手の気持ちを考えて、と、言い換えをされる場合もあるが、これは論点ずれを起こしやすい定型文のため、意識して自分で文意を正す
・このような「当たり前」のことを言われて考えこむことそのものが奇異に映るため、生返事に見えないような応答を心掛けつつ、上記2項目を手早く実践する
・マルチタスク化を避けるために、「次の一手」のみ、結局なにをしたらいいのか、を、気が散る中で考える
・こちらがこわばると相手も緊張してしまうので、話を聞きながら可能な範囲でリラックスすることに努める
・丁寧すぎないように注意して、リラックスした笑顔で簡潔に謝辞を述べる、オーバーリアクションを嫌う人の場合は特に注意を払う
・着席後、メモやふせんに書きだしてアウトプットし、その後の作業のマルチタスク化を避ける
・うっすらと感じる周囲からの奇異の視線を気にすると作業能率が低下するので、事実か否かはどうあれ、被害妄想と割り切り頭から排除する
・感じた負荷に応じて、用意して置いた単糖類を含む菓子を食べる
ユミズタキス
こんばんは、TENTONTOメンバーのmarfです。一年の計は元旦にあり、と言いますが、みなさまは何か抱負を掲げられましたか?今年の目標を決めると、日々の予定を計画するのにも力が入りますよね。
私は予定を立てるのも、こなすのも得意ではありません。学生のとき、「出来はいいけど時間かかりすぎだよ」と先生に言われたことを思い出します。
関係があるのかないのか、私は少しリズム音痴なところもあります。音楽の時間に合唱で「音程は合ってるけどリズムがあやしいよ」と言われたことがあります。音程の正確さに集中するあまり、メトロノームの音への注意が逸れてしまったことを覚えています。何かに集中するとタイミングが合わなくなる。タイミングがばらばらになってしまうこの感じ、私はASC由来の時間感覚のズレのせいでは…?と思っています。
今年こそはなんとかしたいと思い、これに「スケジュール音痴」と名前を付けて、克服してみるという目標を立てました。
手始めにネットで検索してみると、「リズム音痴を治すアプリ」なるものを発見しました。
iOSアプリ「Steve Reich’s Clapping Music」
参考記事:スティーヴ・ライヒでリズム音痴を治すアプリ(動画あり)(WIRED JAPAN)
このアプリは、ミニマルミュージックを代表する現代作曲家スティーヴ・ライヒの「Clapping Music」という曲を使って遊ぶリズムゲームだそうです。紹介動画を観たところ、拍手の音だけで構成された曲なので、不協和音にゾッとせずにリズムだけに集中できそうな感じがします。このゲーム、これからプレイしてみようと思いますので、後日レビューしたいと思います。
各パートの演奏指示が書かれた楽譜は、行事や休日が書かれたスケジュールと似ている気がします。楽譜に指示されたテンポを読んで、自分のパートを演奏しこなすように、スケジュールを鮮やかにこなしてみたいものです。
ASD(自閉症スペクトラム障害)にまつわるお話として、本日はカラオケボックスの”自閉的感覚”からの魅力をお伝えしたいと思います。
みなさんはカラオケと聞いて、どんな風に遊ぶイメージを持たれるでしょうか。歌いやすく加工された曲をかけて、マイクを使って歌を歌う。ここまでは同じだと思いますが、実はその楽しみ方には感覚の違いがあるんじゃないかと、私は思うのです。
こんばんは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。
本日はサイモン・バロン=コーエン著『自閉症スペクトラム入門』より、自閉症スペクトラム症状(Autism Spectrum Condition, ASC)という言葉をご紹介したいと思います。
ここ日本では、(伝統的)自閉症、アスペルガー症候群といった言葉に代わる新しい概念、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder, ASD)という言葉が少しずつ認識されてきています。自閉症スペクトラム障害は発達障害のひとつで、自閉的傾向に由来する精神障害の幅広いあらわれを表現する言葉です。
イギリス、ケンブリッジ大学発達精神病理学教授でケンブリッジ大学自閉症研究センター所長のサイモン・バロン=コーエン博士は、自閉症スペクトラムの研究に長く携わってきた今日における自閉症研究の第一人者です。彼は自閉症スペクトラム障害を医学として研究を深めるため、また当事者およびその家族に自閉症スペクトラムの本質を説明するために、自閉症スペクトラム症状(ASC)という言葉を好んで用いられています。