ASD的「水って気持ちいい!」と思う理由

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夏も終わろうという先日、TENTONTOWebでも紹介した『Abzu』をタキス氏に貸してもらってプレイしました。
詳しいレポはYutaniさんの記事を読んでいただくことにして割愛します。でも本当に素晴らしかったです。プレイした後は本当に水泳をしたような疲労感で眠りに就けたほどです。
そこで昔はよく泳いでいたなぁと思い出したので、私と水泳のことを書いてみます。

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私は小さい頃から水に入ることが好きで、スイミングスクールには赤ちゃんの頃からスクールが解体される小学三年生まで通いました。息が切れる練習も声が大きすぎるコーチもぜんぜん好きになれませんでしたし、いつも泣きながら泳いでいた気がします。でも家のお風呂よりずっと大きなプールに入れるのが嬉しくて、なんだか通えました。
スクールが無くなった後も幼馴染に誘われて、中学卒業までクラブや部活で水泳を続けました。相変わらず練習がきらいで、先生には注意されてばかりだったけどプールに入れる喜びと比べたら些細なことです。

それにしても、なぜプールに入ることが私にとって重要だったのでしょうか。独断しかありませんが【私が思うプールのよいところ】を3つだけ挙げてみます。
 

【私が思うプールのよいところ】

①水圧が全身にかかるところ
理由:抱きしめられる感覚に似ているので、わざわざ押入れの布団と布団の間に挟まりに行かなくてもよいから。(←そういう刺激を与える服もあります

②ひんやりしているところ
理由:汗を掻くことがとにかく嫌いなので運動自体したくないのですが、水の中ならひんやりしていてたくさん動いても不快感が少ないから。

③きちんと呼吸をしなければならないところ
理由:日常生活では緊張して呼吸が浅くなりがちなのですが、水の中では溺れてしまうという危機意識の下、丁寧に深い呼吸をしようとするから。

 

子供の頃、私が通えていたプールは先に挙げた【私が思うプールのよいところ】を3つとも持っていました。ずばり、水深が深い!そして水温が低く、広かった!
基本的に練習はやる気のない私でした。ただ、一般のプールでやったら怒られる「潜水で25m往復」なんかをやらせてもらえるときは急に張り切ったものです。その時こそ【私が思うプールのよいところ】を余すことなく体感できますから!
 

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Abzu』はそんな快楽を思い出したゲームでした。
「そうそう泳ぐってこんな気持ち!」という感じです。
なんだか呼吸が浅いかな、と思ったらまたプレイしたいですね。
体力ないけど泳ぎたい私みたいな方にもオススメです。
ゲーム内容に関する詳しい記事はまたいずれ書きたいと思います。
 
 
 
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marf
人呼んで「菩薩系クソヤロー」、仏頂面のお絵描きピーポー。
早くもコンビニおでんが売られ始めた今日この頃、強制的に秋到来?
休みの日何してるんですか、って聞かれたら「ゲーム」です。
何の?って聞かれたら「生活」です。(どうぶつの森)