TENTONTO no.7で、栗原類さんの本を取り上げています
TENTONTO編集長のユミズタキスです。
先日より配布スタート&web公開をしているフリーペーパー最新号TENTONTO no.7。今日はその特集コーナー【センサリーデザインって、なに?】の話題をお届けします。
今号で伝えたかったテーマ『セーフモード』に相応しい特集を考えてたどり着いたのは、以下のような案内板のイメージでした。
画像出典元:機械彫刻用標準書体フォント 様 http://font.kim/
ここに使われている「機械彫刻用標準書体」という、彫刻機が痛みにくい文字の形をしたフォントを使って、特殊な配慮が必要な発達障害当事者の支援のあり方について、センサリーデザインの観点から説明をしてみました。
また、昨月発売された注意欠陥障害(ADD)当事者の栗原類さんの自伝『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA)でも触れられていた、発達障害当事者には日本の学校でもスマホを使わせてあげてほしい、という主張も取り上げさせて頂きました。
私自身、自分の記憶力が当てにならないと自覚してから一番重宝しているのは、スマホのカメラとスクリーンショット機能です。以前テレビで、インドから日本へ単身赴任してきた会社員が、スマホのカメラ機能とアプリで日本語を解読しながら生活しているのを目にしたことがあります。こういったマイノリティーの感覚・認知の違いに寄り添う役割は、パーソナルなものとなったスマートフォンが一番の担い手だと、私も思います。
フリーペーパー最新号のno.7はこちらの配布店舗さま、および当サイト内のweb版でお読みいただけます。