テントントの僕らの目が輝くもの:レント ライヴ・オン・ブロードウェイ

テントントの僕らの目が輝くもの 第19回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

ASDやADHDをもつ人たち(テントントさん)の心をウキウキさせるものをご紹介するコーナー【テントントの僕らの目が輝くもの】。前回からまたまた久々の更新になりました。

本日ご紹介するのはニューヨーク・ブロードウェイのミュージカル『RENT』。3年前、テントントの活動を始めた頃に出会った作品で、先日TENTONTOメンバーに紹介したところ好評だったため、記事にしてみています。作品のネタバレ無しで、その魅力を語ってみたいと思います。
 
 
このミュージカルは、映像作家とバンドのボーカルの若者2人を主人公に、愉快な仲間たちがたくさん登場するクリスマスのお話です。古典オペラ・プッチーニの『ラ・ボエーム』を基に、ジョナサン・ラーソンが自分の実体験を込めて書き上げた作品で、ブロードウェイで12年間、のべ5,140回の上演がされた名ミュージカルになります。

ストーリーは『ラ・ボエーム』の古典的なオペラに沿っていながら、舞台設定が現代のアメリカのボヘミアンシティになっているところが大きな特徴です。もうひとつの特徴は、ミュージカル中に挿入される曲(ミュージカルナンバー)のジャンルがとても広く、ポップで印象に強く残る歌ばかりなところです。

上に貼ったYouTubeの映像は、ミュージカル冒頭のワンシーンです。個性豊かな登場人物の顔見せとなるシーンなのですが、私が見ると、どんな物語がこれからはじまるのかや、どんな登場人物が物語を作っていくのかという思いが湧いて、ワクワクが止まらなくなります。なにより、歌とダンスがすさまじくカッコイイんです。
 
 
ジョナサン・ラーソンが出会ったマイノリティーとして生きる人々を描いた作品でもあるのですが、登場人物の生き生きとした姿がとても印象的で、鑑賞するといつも勇気をもらえる感じがします。『RENT』は映画版もあるのですが、私の好きなミュージカル版もDVDレンタルできるので、お家でゆっくり観てみてください。ASDやADHDの症状から気分が落ち込んでしまったときには、特にオススメです。
 
 
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