LoopdeLoopがtampen.jpで紹介されました
画像出典元:LoopdeLoop 様 http://loopdeloop-blog.tumblr.com/
ループする短編アニメーションの心地よさ
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
本日は私の大好きなサイトのひとつ、オーストラリア、メルボルン発の短編アニメーションコミュニティサイトLoopdeLoop(ループデループ)が、日本の短編アニメーション情報発信サイトtampen.jpで紹介されましたので、当サイトでもご紹介させて頂きます。
アスペルガーを含むASD(自閉症スペクトラム)の認定要件のひとつに、常同性を持つかどうか、という基準があります。常同性とは、たとえそこに意味がほとんど無くても同じ行動を繰り返したくなるという、ASDの方が共通して持つ感覚の違いです。例えば、手に持っているものをくるくると回したくなったり、毎日同じ服を着たがったり同じ食べ物を食べたがったりと、無意識に何らかの規則性を探したり作り出したりすることを好む感覚です。その原因は、多くの方よりもシステムを見出し構成する能力、SQに優れているからではないかという最新の学説があります(センサリーデザインとは? 第6回でご紹介しています)。
短編アニメーション、特にループするような演出のあるアニメをみたり作ったりすることは、その常同性を満たすのに最適な芸術表現です。ループすることに焦点を当てて制作されているので、常同性という感覚の違いを持つ人にとって素晴らしいセンサリーデザインです。私もASDを持っていますが、かつてGIFアニメを作って投稿していたことがあります。今も見るのが楽しみで、いつしか見つけた隔月で短編アニメーションの出来を競うLoopdeLoopをチェックするようにしていました。音楽もループする作品もあるので特にハマります。
今年の2月にtampen.jpで日本語でこのLoopdeLoopとその投稿方法が公式に紹介され、日本のクリエイターに呼びかけが行われました。
世界と”ループ”で繋がろう!LoopdeLoopTokyo始動!
いきましょう 日本語 ! (※LoopdeLoopのfacebook上での案内)
LoopdeLoopについての詳しい説明は、上記サイトをご覧ください。眺めるだけでも癒されますし、目新しいもの好きのADHDの方も満足できる面白いアイデアのものも揃っています。テントントさんのクリエイターの方も、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。tampen.jpで紹介されている短編アニメーションも要チェックです!