宇宙が想像以上にチルれなかった

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CHILLれぬ日々を過ごす 第14回

先日公開された、国際宇宙ステーション(ISS)を探検できるGoogleストリートビュー。TENTONTOno.3でも特集したとおり無類のSF好きの私なので、さっそくワクワクしながらこの機能を試してみました。ところが…。

開いた瞬間、宇宙ステーション内のリアルさに圧倒的されて息を呑みます。こ、こんなに狭くて、モノがぎっしり詰まっているのか。閉所恐怖症の自覚はありませんでしたが、この中だとすぐさま参ってしまいそうです。宇宙や水中では上下がないので思ったより狭くても動ける、と聞いてましたが、これは想像以上でした。

『2001年宇宙の旅』や『インターステラー』で見たような宇宙船とは全く違う、極めて合理的に、ギュウギュウに配置された狭いステーション内。圧巻の一言です。

そういえば『スーパーマリオ64』で、水中の細いトンネルを抜けるところで胸が苦しくなったのを思い出しました(上記動画)。無機質な狭くて白く、安全な感じがしない見た目。逃げられない閉塞感みたいなものがすごいです。うーん、宇宙飛行士の方たちって、ほんとにすごいんだなあ。

上の動画のような以前紹介したBASEジャンピングやRed Bull Stratos(関連記事参照)のようなダイビング系のものは、めちゃくちゃ気持ちよさそうに見えるので、その逆パターンなのかもしれません。ふう、ああ、宇宙ステーションがあんなに狭くて無機質なんて。まだ嫌な汗が残っています…!

私は見た瞬間ムリ!となったこの光景ですが、画面だけ見てもキツイということがわかるということは、逆に自分の居心地の良い場所のことを考えるきっかけにもなりそうです。自分とは違って見た瞬間にうわーすごく居心地の良さそう!と思う方もいるでしょうし、閉所の感覚を確かめるのにいい機能かもしれません。あまり驚かないたちですが、これは久々に感動しました。Google、ナイスです。

ユミズタキス

もっと見たい方はこちら↓
Googleストリートビューがついに宇宙に進出、自宅から国際宇宙ステーション(ISS)を探索可能に(外部サイト)

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