ston(ストン)でデトックス
画像出典元:BREATHER株式会社 https://www.breather.co.jp/
こんにちは、TENTONTOメンバーのTEHOです。今日は私が先日手に入れたアイテム「ston(ストン)」と、それを生活に取り入れてみての体験をコラムにしてみたいと思います。
私は日常的に自宅で絵を描きます。その作業効率を上げるため、倦怠感の抑制に効果があるとされるコーヒーをよく飲みます。しかしながら体質的にお腹が弱く、1日に飲めるコーヒーの量を増やせないことから、なにかよりいいものはないかと思っていました。そんな折、「ston(ストン)」という商品の情報を知りました。
ストン(ston)/公式サイト | 休憩をアップデートする | https://www.breather.co.jp/
stonはがんばりたいときや落ち着きたいときに、カフェインやGABAを吸引摂取することで、休憩の質の向上を提案した商品。別売りのカートリッジを装着し吸引することで、カートリッジ内のリキッドが熱せられて蒸気が発生し、蒸気に溶け込んだ味や香りを楽しむことができます。
別売りのカートリッジには目的別に二種類あり、カフェインを配合した「POWER(パワー)」と、GABAを配合した「CALM(カーム)」が用意されています。コーヒーの代替品として選ぶならPOWERを選択すべきところですが、今回はGABA配合のCALMを選んでみました。
画像出典元:BREATHER株式会社 https://www.breather.co.jp/
さっそく届いたその日一日、作業のお供に様々なタイミングで使用して、自分に適した使用法を模索しました。その結果、作業を完全にストップしてリフレッシュするために使用するより、作業の手を止めずに描き続けながらの使用による精神的解毒が、自分には効果がある気がしました。
昨年の文学フリマに出展した「できるテラフォーミング―発達障害当事者による生活報告書」の中で、私が綴った不安解消術のコラムの中でも取り上げた内容ですが、自分自身を不安にさせるものとして「論理的に整合性が取れていないものに触れること」があります。
今回のコラムに絡めると、「絵を仕上げる過程で、未熟な自分の絵を見続ける」というのが該当します。一発でよい絵を描ければよいのですが、実力の関係上、自分の絵の歪みを直す作業がどうしても必要。しかしそれを続けると、心に穢れがたまるように不安が広がり、作業効率が下がったり、作業自体がストップしてしまったりすることもしばしばです。
広い空間で行うデッサンなどでは、イーゼルから距離をとって頭を冷やし、どこがどう歪んでいるのかを客観的に見つめて論理的に解きほぐすことで、辻褄を合わせて不安をやっつけやすい気がするのですが、現在の自宅での作業環境だと、距離を取って冷静になることが難しいです。
そういう私なので、デッサンにおける席から立って距離を取るという行為、マラソンで走り続けながら給水所で頭から水を被って回復するようなstonの使い方が、自分には適していると感じました。吸引時にデバイスのLED部分が発光するのも相まって、アニメーション作品の「魔法少女まどか☆マギカ」に登場するグリーフシード(主人公達が使う回復アイテムのようなもの)のイメージで使っています。
画像出典元:BREATHER株式会社 https://www.breather.co.jp/
stonは見た目がコロンとした石のようなフォルムであったり、取扱説明書には蒸気の見えにくい吸い方を記載するなどして工夫されています。とはいえ、大きくは電子タバコとしてくくられる商品と思います。体質の関係で喫煙者になれなかった自分からすると、利便性プラス憧れをかなえるツールとしても、stonは私にとって今後手放せないものになりそうな気がしています。