プチサピエンス:かんしゃくを鎮めるコツ3

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テントント先輩のプチサピエンス 第7回

先輩タキス(画像左、以下タ):こんにちは!このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介しています!今回は前回、前々回に引き続き、MyAspergersChild.comの『アスペルガーの子どもの落ち着かせ方:親のための50のコツ(How to Calm an Aspergers Child: 50 Tips for Parents)』から、テントントさんがリラックスしたり、テントントさんをリラックスさせたりする方法をご紹介!

後輩るうが(画像右、以下る):きょ、今日もよろしくおねがいします。『めざましテレビ』さんのおかげで読者さんが増えたから、ちょっと緊張するね。

タ:いやいや、ほんとにありがたいことです。風邪も治りましたし、今日は元気にお送りしていきますよ!

る:朝苦手だから寝ぼけながら『めざましテレビ』見てたんだけど、アナウンサーさんの『テントント』のイントネーションが気になった。私はテントン↑トって呼んでたんだけど、テン↑トントだったから。

タ:日本語はイントネーションに寛容な言語ですから、どっちだっていいんですよ。さ、はじめますよ!

る:話がそれちゃった、ごめんね。はーい。

タ:21.ちょっとしたマッサージをしてあげよう。一定数の子どもにとっては、触ってあげることはとても重要。こめかみをマッサージしたり、肩をさすったり、なでなですることで素早く落ち着かせることができる。

る:動物の落ち着かせ方と同じだね。人間も動物だもん。

タ:22.彼が今どんな気持ちになっているか理解するのを手伝ってあげよう。癇癪から落ち着いた後は、やさしく説明してあげよう。何が困ったことだったのか、なぜそうなったのかを尋ねよう。「私があなたの話を聞いてくれない、と思っていたの?」といった具合に。大人と同じく子どもにもいろいろな感情がある。感情のひとつひとつにラベリングして、自分で管理する方法を教わらなきゃいけない。そのためには感情を表す語彙が必要。そして「怒ってたの?」「悲しかったの?」「怯えちゃったの?」などと質問してあげることで、それを定めてあげられる。

タ:パニックを論理的な思考で自分の中で構造化していくために、言語化はとても有効ですね!

る:23.癇癪の原因となっている警告のサインを特定するのを手伝ってあげよう。大きい子どもなら警告サインのリストを作ることが出来るし、見えるところに貼ることもできる。警告サインに気づくことができれば、落ち着くためのテクニック(深呼吸、数字の数え上げ)をすることができる。

る:自分でもなんでこんなに気持ちがざわざわするのかわからなくなることってあるよね。よくあることは書いとけば、たしかに思い出しやすそう。

る:24.子どものことを俯瞰して眺めよう。むずかしい子、協調性のない子、と決めつけないようにしよう。

タ:決めつけより先に、どうしてかんしゃくを起こしてしまったのかの分析を手伝ってあげて欲しいです。名探偵になってあげて下さい!

タ:25.カフェイン飲料、食品添加物、着色料、砂糖といったものを飲ませるのは避けよう。

る:落ち込んでるときには元気出るけど、気持ちがバタバタしてるときには良くないね。

タ:26.アスペルガーをもつ子ども達のふるまいが、お母さん、お父さんがすることと関連していることを、時々言葉にして説明してあげる必要がある。彼らにルールや制限を押し付けると、彼らは「叱られた!」と感じて攻撃的になるので、シンプルな言葉で2つのイベントの関係性を説明してあげよう。「ジャック、私が叱るとあなたの機嫌が悪くなることは知ってるわ。でももしあなたが叩いたり噛んだりを止めないなら、叱るしかないわね。もし止められたら、叱らなくて済むわ。」

タ:文脈が見えないので突然酷いことをされたような気がして、ASDの方は動揺しやすいものです。動揺すると大人でも論理的な思考力が落ちるので、こうして説明されるとすごくありがたいです!

る:27.ケガが無いか確認させよう。痛いから動揺してるのかもしれない。もしそうだったら、キズやタンコブを治療してあげよう。それでもまだ動揺していたなら、ケガの原因になったものへの怒りがあるのかもしれないと考えよう。

タ:平衡感覚や深部感覚のズレや、注意欠陥多動性で、テントントさんはあちこちぶつけやすいですからね(センサリーデザインとは?第2回参照)。ぶつかることへのイライラは、本人もある程度しょうがないと割り切った方がいいと私は思います!

る:28.少なくとも1日1回はしっかり話を聞いてあげる時間を作ろう。多くのアスペの子どもは権限にはネガティブな反応を示すので、彼らのために話を聞いてあげる時間づくりをすることは、彼らとの信頼づくりにつながる。

る:これ、とってもうれしいな。

る:29.親自身が自分の気持ちが落ち着いていることを穏やかな声で積極的に示そう。

タ:30.多くのアスペルガーを持つ子どもは落ち着くためのノウハウや、落ち着くといった感覚すら知らない。落ち着くとは何かを彼らに説明したり、しばしばそれについて議論したりしよう。

タ:このTENTONTO webでも、落ち着くってどんな感じなのか、みんなで話し合えたらいいですね!

る:今日はこれでおしまい。またね。

ユミズ タキス