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TAG: ハイパー

プチサピエンス:センサリーアプリ『Calm』

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テントント先輩のプチサピエンス 第4回

先輩タキス(画像左、以下タ):こんにちは。このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介するね。

後輩るうが(画像右、以下る):よろしくおねがいします。エイプリルフールはほんと大変だったよ。緊張するしフリスク牛乳は辛いし。でも今日はひとりじゃないから楽だ。

タ:るうがちゃんあの日は本当おつかれさま。緊張はほんとやっかいだよね。テントントさんは普段からちょっとした体調不良や気になることで気を張りがちだから、相当大変だったと思うよ。勇気を出してやってくれてありがとう。

る:やるときはやるってのも、大事なことさ。

タ:エイプリルフールには間に合わなかったんだけど、お詫びに今日は緊張やパニックを和らげるセンサリーアプリを教えるよ。

る:タイミングズレズレ。さすが”あの”フリスク牛乳をおいしいと思うズレを持つ人だ…
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なぜASDを持つ人はマインクラフトが好き?

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画像出典元:LearningWorks for Kids 様 http://learningworksforkids.com/

センサリーデザイン最前線 第9回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、大学でデザインを学んだ私が見つけた、最新のセンサリーデザインをご紹介します。今回は第2回に引き続き、スウェーデン出身のゲームデザイナー、マルクス・パーションさんのつくったゲーム、マインクラフト(Minecraft)について更に詳しい説明をします。

https://minecraft.net/

現在、パソコン、PS3、PS4、PSVita、Xbox360、Xbox one、iPhone、iPad、Android、Windows Phoneで楽しめるマインクラフトは、ASDとADHDを持つ私の大好きなゲームのひとつです。そして、私のASDやADHDを持つ友人たちにも好きな人が多い傾向があります。今回は、アメリカ・ロードアイランド州にお住まいのランディ・クルマン博士のグループ、ラーニングワークス・フォー・キッズ(Learning Works for Kids)にて今週掲載された、博士本人よる記事『自閉症を持つ子どもがマインクラフトを愛する7つの理由』をご紹介して、マインクラフトの魅力をお伝えします。この記事では臨床経験の中でどうしてマインクラフトが好きなのか、実際に子どもに聞いてみた内容が詳細に記載されています。
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頭脳ゲームとアスペルガー

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テントントの僕らの目が輝くもの 第5回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私ユミズが感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。

第5回に取り上げるのは、チェス。今日はグランドマスター、スーザン・ポルガーさんのブログから、ロンドンフリープレスによるアスペルガー症候群を持つチェス少年ジャスティン・ハックくんのインタビュー記事を取り上げます。
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共感に対する感覚の違い

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センサリーデザインとは? 第8回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。今回も、第6回に引き続き『自閉症スペクトラム入門―脳・心理から教育・治療までの最新知識』の著者でケンブリッジ大学の発達心理学者サイモン・バロン=コーエンさんの提唱する「共感化―システム化仮説」に登場する指標をご紹介します。今回はシステム化指数(Systemizing Quotient:SQ)と対をなす、共感化指数(Empathizing Quotient:EQ)をご紹介します。

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TENTONTO1コマ劇場:れいぞうこ

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ASDでも居心地の良い学校空間

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センサリーデザインとは? 第7回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第7回は、イギリスのノリッチ市立大学におけるASDを持つ学生への支援の実例を取り上げます。
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プチサピエンス:海外ドラマ『アルファズ』

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テントント先輩のプチサピエンス 第3回

先輩タキス(画像左、以下タ):こんにちは。このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介するよ。

後輩るうが(画像右、以下る):おねがいします。今日はなんだろう。

タ:今日はASDを持つキャラクターが大活躍する海外ドラマを紹介しようと思うんだ。

る:『シンプル・シモン』みたいな作品が、他にもあるんだね。どんなの?
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TENTONTO1コマ劇場:ねれない…

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システムに対する感覚の違い

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センサリーデザインとは? 第6回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第6回は、『自閉症スペクトラム入門―脳・心理から教育・治療までの最新知識』の著者でケンブリッジ大学の発達心理学者サイモン・バロン=コーエンさんの提唱する「共感化―システム化仮説」に登場する指標、システム化指数(Systemizing Quotient:SQ)をご紹介します。
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コラム:見えないがうれしい

ネオンの光がにじんで溶けていくみたい

私はお日さまや青空が眩しくて苦手だ。強い光に触れると、痛くてしみる感じがする。それに自分で気がついたのは、ずいぶん視力が下がってからだった。

小さい頃はとても目が良かったので、遠くのものまで見えた。よく見えることは、得た情報をちゃんと処理できるならメリットになると思う。私の場合、見えたものを頭の中で処理するスピードが遅いからなのか、見えすぎることが恐かった。それに見てしまったもののイメージひとつひとつに心を絡めとられて、戸惑うことが多かった。だから必要なもの以外見ないようにする、という癖がついた。今考えるとちょっとさみしい癖だと思う。
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