『シンプル・シモン』DVD発売されました
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
冊子TENTONTOno.1でご紹介しました映画『シンプル・シモン』のDVDが発売、レンタル開始されましたので、当サイトTENTONTO webでもご紹介致します。詳しい情報はこちらの公式サイトをご覧ください。
http://www.tc-ent.co.jp/sp/simple-simon/
『シンプル・シモン』はASDを持つ主人公シモンが引き起こすドタバタを描くラブコメディ映画で、2011年アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作品です。監督・脚本・製作を手掛けたアンドレアス・エーマンは、取材を含めASDを持つ人々と関わった経験を通してシモンの人物像を作り上げています。
原題は”I rymden finns inga känslor(宇宙には感情が無い)”で、英題はマザーグースのお人よしサイモン(Simple Simon)と掛け合わせたネーミングになっているようです。シモンは自分を混乱させる自己や他者の感情を極端に嫌っていて、乱される余地の無い理想的な物理法則の世界としての宇宙に強く憧れています。そんなシモンの愛する兄サムがある事件をきっかけに恋愛の悩みを抱え、それを解消するためにシモンなりのやり方で感情の世界に立ち向かうのですが…。こんな内容の映画です。
TENTONTOno.1の一コーナー「特集:あなたもアスペかも」では、『シンプル・シモン』で描かれた描写をもとに、脳構造の違いに端を発した感覚の違いから生じるさまざまなトラブルをまとめてみました。私自身もASDとADHDを持つ当事者ですが、この作品は感覚の違いに関してある程度分かりやすく客観的な描写がされていると感じます。この映画を見て頂ければ、私達TENTONTOがお伝えしているセンサリーデザインについて、より深く理解して頂けるのではないかと思います。
TENTONTOno.1はこちらのZINEのコーナーでご覧いただけます。
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