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ARCHIVES : 2016年 6月

地球への反抗、ちっぽけな抗いの巻

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私はほとんどの事柄、物、人に興味、好奇心が薄い。

私は音楽がとても好きだ。興味があるかはまた別の話になってしまうが兎にも角にも好きだ。クラシックやロック、ジャズなど様々なジャンルを聴くのだが、主に海外のインディーズをよく聴く。ジャンルで言えばポストロックやマスロック、エモにあたる音楽だ。非常にイカしており私はハマった曲をリピート再生する。飽きるまで聴くことをやめられないのだ。イントロからサビまでの間が気に入ればその区間だけ繰り返し止めて巻き戻してという動作をしたりして快楽を得る。

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フリペ専門店ONLY FREE PAPER様にてTENTONTOインタビュー後編が公開中です

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編集長のユミズタキスです。先日当サイトでもお伝えした、フリーペーパー専門店・ONLY FREE PAPER様によるTENTONTOインタビュー。こちらの記事の後編が公開されましたので、そのご報告をさせていただきます。

 
後編では私タキスとデザイナーの原で、TENTONTOを通して伝えたいこと、TENTONTOメンバーとこれまで冊子を制作してきて変化してきたこと、フリーペーパーという媒体について思うところなどをお話させていただきました。フリーペーパーTENTONTOの制作・発表を通して、みなさまからたくさんのご縁をいただけたことで、私たち自身とても励まされております。センサリーデザインを日本に広めていくため、これからも冊子制作を続けていけたらなと心から思っております。ONLY FREE PAPER様、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。

 
インタビュー #1 「tentonto」(後編)
http://onlyfreepaper.com/interview_20160619

 

【関連記事】
フリーペーパー専門店ONLY FREE PAPER様よりインタビューを受けました
 
 
 
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ユミズ タキス
カメラをまっすぐ見れない当誌編集長。ASD,ADHD,OCD当事者。
上がり症ではないものの、場当たりで何かするのはすごく苦手。
長々しゃべり続けてしまい、原の合いの手に助けられる場面も。
たっぷり話をさせてもらい、やりきった感のある一日でした。

アスペゴコロ代弁者

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(土) Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 

TENTONTO RAP PROJECT
NO.1
アスペゴコロ代弁者

「【MV】MC Yutani – アスペゴコロ代弁者」

ふと気づけばそこは宇宙空間!?
BAP のMC YutaniとASDのタキスがタッグを組んだ。それぞれのアスピーなこだわりを、M­C Yutaniがラップし尽くす。
TENTONTO RAP PROJECT第1弾!!!!!!!

RAP:MC Yutani
制作:TENTONTO

TENTONTOno.3での特集ページはこちら
 
 
 

~こちらは2015/06/27公開の記事の再掲載です~

 

第4回ツイキャス配信を実施しました!

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(金) R = ラジオ(ラジオ)

ツイキャス番組「MC Yutaniのradio情報デスク」を配信します。

 

こんばんは。ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutaniです。

本日22:00頃より、twitterと連動した配信サービス・twitcasting(ツイキャス)でラジオ番組「MC Yutaniのradio情報デスク」を配信しました!

先日のインタビュー記事公開のお知らせのほか、「渋谷」に関するあれこれ:Yutani&原の服選びや、渋谷PARCOのことなどなど、についてYutaniがお話しました。

リアルタイムで聞けなかった…という方も、ツイキャスのアーカイブからお聞きいただけます。

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フリーペーパー専門店ONLY FREE PAPER様よりインタビューを受けました

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編集長のユミズタキスです。本日は、創刊号より冊子TENTONTOの配布にご協力頂いているフリーペーパー専門店・ONLY FREE PAPER様よりインタビューを受けましたので、そのご報告をさせていただきます。

 
とある休日、TENTONTOメンバーでデザイナーの原とふたりで、東小金井にあるONLY FREE PAPERヒガコプレイス店にお邪魔しました。緊張して前日ほとんど寝られなかった小心者の私と、冗談とオシャレが大好きな(加えて照れ屋な)原。担当してくださったONLY FREE PAPERの橋爪様、奥山様を囲んで、TENTONTOのこれまでの活動についてたっぷり2時間半、お話をさせていただきました。これまで自分たちがやってきたことを今一度見つめなおす、かけがえのない体験となりました。

 
インタビュー #1 「tentonto」(前編)
http://onlyfreepaper.com/interview_20160615

 

対話形式の記事となっていますので、もしかしたら、定型発達者の原と発達障害者の私のそれぞれの発言から、発達障害特有の感覚の違いを感じていただけるかもしれません。ONLY FREE PAPER様のwebサイトに掲載された記事の前編は、既にFacebookで40Likeを頂いています。後編もじきに公開予定とのことですので、今しばらくお待ちください。私もたのしみです。
 
 
 
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ユミズ タキス
カメラをまっすぐ見れない当誌編集長。ASD,ADHD,OCD当事者。
当日はOneohtrix Point NeverのライブTシャツを着てみた。
記事の中で話題になった、Battlesの曲TontoのPVはこちら↓
 

わたモテは「タクシー・ドライバー」だった

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(水) S = スヌーズ(うたた寝)

テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
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TENTONTOエンタメ部 第11回

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」(通称:わたモテ)を読んだ。2013年にはアニメ化もされた人気漫画だ。僕はこの漫画を読んだことがなかったのだが、「非リア」ネタにアニメ・ゲームのパロディを盛り付けた程度の漫画だと勝手に思っていた。しかし、この認識はすぐに改められた。わたモテはテントントさんあるあるを非常にリアルに描いている漫画だったのだ。

「リアル」と言っても「厳しいし残酷だけど甘えるな、これが現実!」といういわゆる、自然主義的なリアルさではない。確かに、この漫画は救いのない描写で笑いを取ったりすることが多々ある(ほぼ毎回そうだ)。だけれど、主人公・智子(もこっち)の行動パターンはまさに一部のテントントさんの思考を踏襲しているように感じられる。そういう意味でもわたモテは、「実情に即している=リアル」なのだ。

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ASDシンガーのレディホーク、ニューアルバム『Wild Things』を発表

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画像出典元:Ladyhawk 様 http://www.ladyhawkemusic.com

テントントさんがやってみたコト 第24回

みなさんこんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。先日、センサリーな音楽を求めてアメリカの音楽情報サイトPitchforkを訪れると、なんとTOPページでレディホークさんの新譜『Wild Things』の情報を発見!

生まれつきの発達障害をもちながら、自分たちの特徴を知ってもらいたいと取り組む当事者(テントントさん)の人々を取り上げるこのコーナー。本日は、TENTONTOwebでも度々ご紹介しているレディホークさんの最新情報をお届けします。

レディホークさんはアスペルガー症候群を持つ、ニュージーランドのベテランシンガーソングライター。4年振り3枚目となるニューアルバム『Wild Things』は、ダークな雰囲気の前作から一転、ポップな仕上がりになっているようです。昨年ご結婚されたそうで、ご自身の心境の変化も作品に表れているのかもしれません。

今月13日から来月23日まで、『Wild Things』を引っさげてイギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを廻るライブ・ツアーも行われています。今後のご活躍が楽しみです。

ミュージック・ビデオはこちら↓

Pitchforkのレビューはこちら
日本語ではブログ マフスのはてな さんに詳しい情報が掲載されています。こちらも要チェック!
 
 
 
 
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marf
人呼んで「菩薩系クソヤロー」、仏頂面のお絵描きの人。
カフェオレばかり飲んでいるが、電車の中では気づくと寝ている。
最近は上手に質問ができる人を見かけると尊敬してしまう。
私は質問したいことを見つけるところから不得意なのです。

センサリーを聴く:Boards of Canada『Dayvan Cowboy』

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(月) E = エモ(感動)

「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
 
 

当サイトで度々お伝えしているキーワード「センサリー」を、考えるよりも「体感」してもらおうというコーナー、【センサリーを聴く】。第3回もイギリス・ワープ・レコーズ(毎回でスミマセン…好きなんです)の作品です。本日は2006年のボーズ・オブ・カナダのミュージック・ビデオ『Dayvan Cowboy』。

スコットランド出身のIDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)アーティスト、ボーズ・オブ・カナダ。マイケル・サンディソンとマーカス・イオンのエレクトロニック・ミュージック・デュオです。アメリカの音楽メディアサイト『ピッチフォーク』の“2000年代のミュージック・ビデオ トップ50″より、このMVのレビューをご紹介します。

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なぜASDを持つ人はマインクラフトが好き?

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(日) S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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画像出典元:LearningWorks for Kids 様 http://learningworksforkids.com/

センサリーデザイン最前線 第9回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、大学でデザインを学んだ私が見つけた、最新のセンサリーデザインをご紹介します。今回は第2回に引き続き、スウェーデン出身のゲームデザイナー、マルクス・パーションさんのつくったゲーム、マインクラフト(Minecraft)について更に詳しい説明をします。

https://minecraft.net/

現在、パソコン、PS3、PS4、PSVita、Xbox360、Xbox one、iPhone、iPad、Android、Windows Phoneで楽しめるマインクラフトは、ASDとADHDを持つ私の大好きなゲームのひとつです。そして、私のASDやADHDを持つ友人たちにも好きな人が多い傾向があります。今回は、アメリカ・ロードアイランド州にお住まいのランディ・クルマン博士のグループ、ラーニングワークス・フォー・キッズ(Learning Works for Kids)にて今週掲載された、博士本人よる記事『自閉症を持つ子どもがマインクラフトを愛する7つの理由』をご紹介して、マインクラフトの魅力をお伝えします。この記事では臨床経験の中でどうしてマインクラフトが好きなのか、実際に子どもに聞いてみた内容が詳細に記載されています。

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気持ちをラップに乗せて伝えるASDラッパー

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(土) Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 
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画像出典元:Autism Daily Newscast 様 http://www.autismdailynewscast.com/

テントントさんがやってみたコト 第4回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutaniです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いを多くの人へ伝える活動をされている方々をご紹介していきます。

第4回は、アスペルガー症候群をもつアイルランドのラッパー、Ryan Larmourさんをご紹介します。Ryanさんはお父さんのRaymondさんと協力して、W.A.D (We’re All Different)という名前で活動中です。今回は、Autism Daily Newscastが2014年5月29日にRyanさんとRaymondさんへ行ったインタビュー記事を私なりに翻訳したものを交えつつ、Ryanさんの活動とそのルーツについて紹介したいと思います。

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