N = ナビ(案内)
センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
画像出典元:KENS 5 様 http://www.kens5.com/
こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナーでは世界中で次々と生まれている、最新のセンサリーデザイン(発達障害当事者の感覚にやさしいデザイン)をご紹介します。
本日は米・テキサス州サンアントニオのローカルTV局KENS 5のウェブサイトより、今月より公演が始まった自閉症スペクトラム者向けの演劇プログラムをご紹介します。
http://www.kens5.com/features/magik-theatre-first-sensory-friendly-performance-of-season/336535708
O = オーダー(秩序)
なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部では、アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。作者のクロエ・アスパーさん公認のもと、日本語訳バージョンを毎週お届けしています。
インタビューでもお答えいただいた通り、2014年にASDの診断を受けたクロエさん。診断を受けたのはちょうど1年前。10月の第4週がクロエさんの「アスピーバーサリー」の週だったとのこと。和訳でお届けするのがちょっと遅れてしまいましたが、今回はダイナが、「アスペ記念日」を自分でお祝いするお話です。
こんばんは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。本日はTENTONTOの活動に関して皆さんにお伝えしたいことがあります。
2015年2月1日から本日まで987日間、当サイトでは毎日web記事の更新を行っておりました。内情を申し上げますと、今年4月のno.8発行後から現在まで、TENTONTOメンバー各人の多忙さが増し、また私ユミズの疲労の抜けなさからくる作業の低効率さが目立ってきております。イラスト制作や記事の材料になる取材等、TENTONTO本誌の制作を進めているものの、完成の目処がつかず、なんとかweb更新のみを齧り付いて続けていた状態です。
過去記事のアンコール企画も進めTwitterで好評もいただけていたのですが、TENTONTOとしても他団体様から助言や意見を求められる機会が少しずつ増えており、旧来の体制では対応が難しくなっています。状況が変わる可能性を期待しweb記事の毎日更新だけはと続けておりましたが、それも難しいところまできてしまっていると思います。またTENTONTO発の新企画の準備も進めておりますが、いまだ皆さんにお見せできる段階にありません。代表としての管理能力の不足が悔やまれますが、一旦やることを大きく減らして、すっきりした状態で活動に取り組めたらと考えるようになってきております。そして、一番最初に取り組むべきはTENTONTOwebの取り組み方の見直しだと感じています。
詳細はまだ決まっておりませんが、近日方針を決めて告知させていただく予定です。皆様からのご意見、ご感想もお待ちしております。メンバー一同、活動への意志は強く持っておりますので、どうか今後とも変わらず、TENTONTOをよろしくお願いいたします。
ユミズタキス
E = エモ(感動)
「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
画像出典元:CreativeBloq 様 http://www.creativebloq.com/
編集長のユミズタキスです。今日は、昨日の記事でご紹介した、Honeyslug制作の異色のアクションゲーム「ホホクム」について、TENTONTO誌的な観点から解説をしてみます。
発達障害についての情報を発信する団体のサイトで、そもそもなぜこういったゲームを取り上げるのか。その疑問の答えは、発達障害をもつ人々の「癒し」につながるデザイン要素を模索する中で、ゲームの中にその答えを、当事者である私がまま見出してきたからです。
「ホホクム」もそのひとつです。虹色のヘビになって風変わりな世界を探検するこのゲーム。プレイするといつも私は、日々枯渇している「センサリー体験」の感動を、一気に得られるのです。
ASD者、とくにASDをもつ子どもを「はげます」装置として、日本ではスヌーズレンとしても知られる、幻想的な光のゆらめきによる知覚刺激があります。こういったものに当事者は感動を落ち着きを感じる傾向があるため、欧米、特にイギリスでの施設の導入事例が多いことは、これまでの記事でもご紹介してきました。
ではなんの要素に癒やされているのか。これは当事者である私にとっても、大きな謎のひとつです。街を彩るイルミネーションをはじめ、キレイなものをみると人は癒されるという一般則はありますが、なにをキレイと思うのかに、非ASD者とのズレを感じることが私は多々あります。