史上初の安価なセンサリーロボット”Leka” 介助者との通信機能も搭載

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画像出典元:Toy news 様 http://www.toynews-online.biz

センサリーデザイン最前線 第25回

みなさんこんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

本日は発達障害児支援ロボット”Leka”に関する情報を、先日に引き続きご紹介します。

今回はおもちゃの製品・流通情報サイトToy newsより、Lekaの機能に関する記事を日本語訳にしてお届けします。
 
 
 
http://www.toynews-online.biz/news/read/new-smart-toy-will-change-the-way-children-with-developmental-disorders-play/046507
 
 
 
新たなスマート・トイは、発達障害を抱える子どもたちのあそびを変える

ビリー・ラングスウォーシー
2016年5月3日
 

 
目標金額6万ドル。Indiegogoにて本日より、Leka(レカ)の予約注文が始まっている。

Indiegogoで製品開発資金6万ドルの確保を目指しているLeka。このロボット型スマート・トイは、発達障害を持つ子どもの学び、遊び、そして進歩の方法を変えようとしている。
 
 
 
 
Lekaの売りは”手頃な価格で両親・セラピスト・介助者がオンラインで直接購入可能な初のインタラクティブ・ツール”である点だ。

「私達の使命は、さまざまな発達障害を抱える多くの子どもたちが、現在直面している学習面の不平等を減らすこと。それによって、特別な子どもたちの生きる特別な生活を支援することです」と、Ladislas de Toldi(ラディスラス・デ・トールディ、Lekaの共同設立者でCEO)。

「認知的発達を助けるスマート・トイに関して多くの革新がある中、これらのおもちゃはどれも一般利用には向かない上に、3000ドルから10000ドル(訳注:30~100万円)の費用がかかった。

Lekaによって既存のセラピーを補完することで、学校と家庭内で遊びを通じた子どもと両親・兄弟・祖父母間の調和のための道が拓ける。
 
 
 
 
2017年前半の出荷の際には、Lekaは子どもたちを遊ばせると同時に、社会性と認知学習を強める7つの教育的活動(ピクチャー・ビンゴ、ハイド・アンド・ゴー・レカ、トラベリング・レカ、リモートコントロール・レカ、タイム・タイマー、アラーム・クロックそしてナイト・ライトを含む)を搭載しているだろう。

Lekaは起動時にクラウドベースでモニタリングできるプラットフォームも含む。

子どもがレカと触れ合う様子を記録するセンサーを搭載し、両親・セラピスト・介助者が子どもごとのそれぞれの動きを追跡できるよう、プラットフォームに情報が自動アップロードされる。 

Lekaの活動した時間や指示に反応する時間などに、どのように子どもたちが機器に触れ、操作するのか、プラットフォームは追跡する。

この共有インターフェースから、両親・セラピスト・介助者もまたコミュニケーションできる。宿題を割り当てたり、子どもの使用と進歩に関するノートを共有することも含む。
 
 
 
 
後援者はIndiegogoのキャンペーンを使うと、数量限定で490ドル(訳注:5万4千円)のLekaを、100ドルの割引き価格(390ドル(訳注:4万3千円))で予約ができる。

レカは2017年初めに、後援者へ発送される。以下の動画をチェックしてみては。
 
 

 
 
 
 
 
この記事によると、Lekaは発達障害を抱える子どもたちのために一般普及可能な価格で実現した初の高性能なインタラクティブ・ツールとのことです。

ALDEBARAN ROBOTICS社のNAOなど最新の技術を使った発達障害支援ロボットが続々と開発されてきている中、ひときわ当事者の家庭に寄り添うことを第一に考えているLekaの開発チーム。

彼らのスタンスには、実際に、すぐにでも問題を解決していきたいという意志が感じられて、私たちTENTONTOの活動とどこかしら通じるところがあると思い、とても感銘を受けました。

引き続き、TENTONTOではLekaの情報を詳しくお伝えしていきます。
 
 
 
 
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marf
人呼んで「菩薩系クソヤロー」、仏頂面のお絵描きの人。
カフェオレばかり飲んでいるが、電車の中では気づくと寝ている。
演劇の台本のト書きを読むのがマイブーム。
先日図書館でコントの台本を借りて、テンションが上がった。