センサリーデザイン、ロシアでの動き

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画像出典元:ロシアNOW 様 https://jp.rbth.com

センサリーデザイン最前線 第37回

TENTONTO編集長のユミズタキスです。このコーナーではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアといった国々でのセンサリーデザインに関する最新情報をお届けしていましたが、本日は隣国ロシアでの状況について記事を見つけましたので、こちらをご紹介します。

ロシアの総合情報サイトロシアNOWの日本語版にて2016年7月、ロシア国内初の自閉症スペクトラム児向け映画上映の試みが紹介されています。

自閉症児童に映画館開放 http://jp.rbth.com/society/2016/07/22/613951
 

 
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画像出典元:ロシアNOW 様 https://jp.rbth.com

 
詳細は上記記事をご覧いただければと思いますが、TENTONTOでも既にご紹介したセンサリーフレンドリー・シアターの一環として、映画『ファインディング・ドリー』の上映をASD児とその家族に向けて開放したプログラムになっています。叫んだり走ったりといった行動に寛容で、併発しがちな感覚処理障害に配慮して照明や音響が調整されています。体調の変化に対応できるよう、途中での入退室も自由です。

こうした試みがロシアでも始まったことを伝えるこの記事は、近年のセンサリーデザインの動向を伝える大きなニュースだと思います。

ユミズ タキス
 
 
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