米・アイダホ州 音楽を通じて生まれるコミュニティ
Y = ユース(青春)
熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
画像出典元:magicvalley.com 様 http://magicvalley.com
テントントさんがやってみたコト 第19回
こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。
本日はアメリカ、アイダホ州のニュースサイト、MAGICVALLEY.COMより、ギターショップを営むマーカス・ミークさんをご紹介します。
マーカスさんは自身のギターショップで何らかのトラブルを抱えた子ども達に向け、無料の音楽教室を開いています。音楽の力を借りて周囲の環境との調和を図る一連のプログラムは、アスペルガーを抱える子どもにも良い指針を示してくれるようです。
Strings and Things: Burley Guitarist Mentors through Music(2016.02.15)
絆とモノ:バーレイのギタリストは音楽を通して良き指導者となる
スティーブン・ライス
(前略)マーカスの生徒、ジョエル、コールとジェダン・オーバンはギターをあげるための寄付をするためにその年の自分たちのクリスマスプレゼントを諦めました。
ジョエルとコールは二人とも土曜日のプログラムでレッスンを開いています。
自分は既に「充分なもの」を持っていた。そして自分はギターを寄付するというアイディアが気に入っていたのだ、とジョエル・オーバン。
「ここに来ることが、ここのみんなに安定感を与えてくれるんだ。」そして、新しい何かがいつも、学ぶためにあります。
「人生には僕らがコントロールできないものだらけだ。」と、ジョエル。
「でも、僕らは音楽をコントロールできる。」アスペルガー症候群を抱えるタレアナ・イネス(10)は、学校へ馴染むのに苦労しています。
彼女の母親、ベッキー・ウィルソンは、彼女にドラムのレッスン(マーカスの生徒の一人、オーバンが開いている)を受けさせようとしました。
「これが彼女の初めてのレッスン。そして彼女はもうドラムロールができるようになったの」とウィルソン。「とても感激したわ。音楽が彼女に何か良い刺激になったらいいわね。」
ギターを受けとった子の中には、二度とレッスンに戻ってこない子もいます。と、マーカス。それでも、いつでも歓迎します。
彼のプログラムの着想は、14歳のエリヤ・ゲイジにあります。マーカスはゲイジが12歳の時、彼の保護者になりました。
(中略)
音楽レッスンの恩恵とともに、マーカスは親切な耳を貸します。「親切な振る舞い」はしばしばこれらの子ども達にとって真の差を生むに充分です。
「ここは子ども達の来られる場所です。彼らが自分の家でひどい目に遭っていたとしてもね。」とエエリヤ・ゲイジ。「彼らが幸せでいられる場所。」
親切がつながっていこうとしています。
ゲイジが言うには、彼はマーカスの親切を彼の弟、ペドロ・マルチネス(10)を指導することによって、受け渡そうとしています。
「私は自分がマーカスから教えられたものを彼に教えようとしています」とゲイジ。
マーカスさんの音楽を通して指導者になるプログラム。マーカスさんの生徒がさらに後輩の生徒を教えるというように、受け継がれていくものになっています。
私はこの記事を読んで先輩後輩の居る部活のようなものかなとイメージをしました。タレアナ・イネスさんのように、人とのつながりをつくることにつまづいてしまった経験のあるテントントさんもいるのではないでしょうか。
実はmarfも思い当たる節があります。どこかに所属する、役目がある、というのは相応の責任もありますが、人との絆も呼び込んでくれるものだと感じています。
興味のあるコト・モノ、自分じゃない他の誰かと大事にしていけるといいですね。