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センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。

画像出典元:https://www.newscientist.com
こんにちは、ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 編集長のユミズタキスです。
私たちのフリーペーパー最新号TENTONTOno.5でご紹介した、カナダ在住の発達障害者支援活動家スチュアート・ダンカンさん。彼のマインクラフトを使った自閉症スペクトラム児とその親への支援活動の最新記事が、先日New Scientistで紹介されました。
世界中から注目の集まるDuncanさんの、自閉症児に寄り添うセンサリーな支援活動。本日はNew Scientistの記事を日本語訳にしてお届けします。
提供:The Autism Show http://london.autismshow.co.uk/
TENTONTO編集長のユミズタキスです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。本日はイギリスの話題。2018年6月にロンドンで開催予定のイベント、『The Autism Show – The National Event for Autism』。TENTONTOでもセンサリーデザインの話題で度々取り上げている全英自閉症協会がパートナーとなっているこのイベントの企画のひとつに、センサリールームのプロモーションが予定されているようです。告知サイトより日本語で最新のセンサリーデザインについてご紹介します。
些細なことに苦しめられるからこそ、われわれは些細なことに慰められる。(パスカル『パンセ(上)』塩見徹也訳57p・岩波文庫)
少し前に書いたコラムで、パスカルの考える葦の話をしました。思考する自己があることの価値を伝える言葉ですが、圧倒的な存在を知って打ちひしがれたとき、私はこの言葉が頭のなかに度々よぎります。
考える葦の言葉が書かれた『パンセ』には、感覚と思考についての洞察が散見されます。虫が一匹耳元でぶんぶん飛び回っているだけで、世界最高の頭脳ですらその能力が発揮できなくなる、といった洞察です(同書p72)。これは私がTENTONTOを通して伝えたいセンサリーデザインが、どれだけ大切かを理解するきっかけに良い例えだと思います。
先輩タキス(画像左、以下タ):皆さんこんばんは。テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介するコーナー、テントント先輩のプチサピエンス。テントント先輩ことユミズタキスです。
後輩るうが(画像右、以下る):後輩こと飛鳥井るうがだよ。みんな、おひさしぶり~。
タ:るうがちゃんは久々の登場ですね、
る:もうすっかり暑くなってきちゃった。今日はどんな話題?
タ:今日はいつもと少し毛色を変えて、海外のニュースをお届けしようと思うんです。
る:あれ?それだったらセンサリーデザイン最前線の方がいいんじゃない?
タ:それもそうなんですが、今回取り上げるのは小さな親切、の話なんですね。
る:へー、そうなんだ。どんな親切なんだろ。
タ:今回はアメリカのテレビ番組Inside Editionより、自閉症スペクトラムをもつ男の子を手助けしてあげた床屋さんの話。日本語に訳してみましたので、早速お読みください!
親切な床屋、車の中で散髪して自閉症ティーンの落ち着きを助ける
マヤ・チャン 2017年6月3日

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こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はミシガン・ラジオのWebサイトより、『新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す』の記事を日本語にしてご紹介。
New technology helps create sensory experiences for children with autism
新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す
RYAN GRIMES 2016年7月7日
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提供:ABC News http://abcnews.go.com
TENTONTO編集長のユミズタキスです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。本日はフリーペーパーTENTONTOでもインタビューをさせていただいた、自閉症児向けマインクラフトサーバー創設者スチュアート・ダンカンさんの、ABC Newsによるロング・インタビューをご紹介します。ABC Newsの記事を日本語訳でお届けします。
シングルファーザー、自閉症児がオンラインで一緒に遊べるセーフ・ヘイヴンを作り出す
キャサリン・トルベケ 2017年5月19日
とあるシングルファーザーは、自閉症をもつ子供たちや大人のために特化したMinecraft(有名なマルチプレイヤーゲーム)サーバーを動かすため、仕事を辞めた。そして、オンライン・コミュニティと、自閉症者とその家族のためのセーフ・ヘイヴンを創出することになった。
今回ABC Newsで取り上げるのは、オンタリオ州ティミンズに住むスチュアート・ダンカン(40)。マインクラフトを彼の子どもと一緒にプレイすることが好きなことが高じて、Autcraftというサーバーを2013年よりスタートした。