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TAG: コラム

ハマり過ぎてアタマから離れない

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CHILLれぬ日々を過ごす 第2回

みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のタキスです。「発達障害当事者の日常」をテーマに、リラックス出来ないアスペルガー&ADHDのココロを描くこのコーナー。今日は皆さんに、「何かにハマってチルれない」話をしようと思います。

アスペルガー=こだわりの強い人というイメージが、アスピーにはあります。この「こだわり」というワードはなかなか曲者で、曖昧にいろんな事を言えてしまうので注意が必要ですが、それでも何かに一心不乱になる姿は当事者によくみられます。

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テントント通信:わたしの「6好き感覚」2

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昨日の記事のつづきです。

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テントント通信:わたしの「6好き感覚」

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今日のテントント通信は、アスペルガー(自閉症スペクトラム、ASD)の当事者らしい感覚についてのお話です(あくまで個人差があります)。イラストレーターのmarfが数字の6好きなのは、アスペルガーの生まれつきのSQの高さと関係しているのか、はたまた?

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新連載:CHILLれぬ日々を過ごす

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CHILLれぬ日々を過ごす 第1回

みなさんこんにちは、編集長のタキスです。今回から「発達障害当事者の日常」をテーマに、『CHILLれぬ日々を過ごす』と題して連載をさせていただくことになりました。

先日ご紹介したテントントスラング、CHILL(チル)。日本語ではリラックスという言葉の方が一般的でしょうか。

海外の発達障害関連の記事を見ていても、チルは当事者のニガテなものとしてよく出てくる言葉です。ASDのみを持つタイプの当事者の方はチルれないシチュエーションは多くても、わりと自分なりにチルれる方法を持っているな、と感じることがあります。逆にADHDがある場合、シチュを問わずチルれてない、という印象です。私自身も大の苦手です。私はASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠陥多動性)の両方を持ち、さらにOCD(強迫性)もあるタイプですが、肩に力が入ってるだの、もっとリラックスしようだの、なにかあるたびに言われています。

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参照機関:夫婦杉

ADHDと軽度のアスペルガーを持つ学生・なるやえにしによるフォトコラム、【参照機関】が本日より連載開始!なるやが外出先で撮った写真+ひとことコメントをお届けします。

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「夫婦杉」

大岳の山中で撮った立て看板。大きな木に溢れる中とりわけ立派というわけでもない木に添えられていた。樹齢以外の情報が増えず、味わいが深い。

コラム:世の中の「裏ワザ」

テレビゲームが好きな人は、「裏ワザ」という言葉をご存知だろう。説明書やプレイ画面には明確に示されていないけれど、ふとしたきっかけで手に入る便利なアイテムや、自分のステータスを強化できる隠し要素のことだ。

世の中には「裏ワザ」がたくさんあると思う。つまり、「明文化されていたり、誰かがキチンと教えてくれたりする訳ではないけれど、それを知っていると生活が便利になったり、むしろ知らないとものすごく不便なこと」。いわゆる不文律と言い換えても良いだろう。

僕にとってのそれは、コンビニやビデオ店のポイントカードだった。なぜか。まず、ポイントという概念がよくわからなかった。景品と交換できたり、お金として使えたり。溜めたポイントがどう使えるかはお店によって違う。後者の場合、払ったお金(円)が何ポイントになって返ってくるかというルールも決まっていたりする。還元率というやつだ。最近ではクレジット機能が加わった「便利な」ポイントカードが増えているけれど、カードごとに登録している口座が違ったりするととてもヤヤコシイ。「ヤヤコシイこと」がねずみ算式に増えてきている気がする。

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コラム:体調が悪いとより苦しい、感覚のずれからの痛み

これまでの記事でも、発達障害由来の生まれつきの感覚のずれについてお伝えしてきました。このずれから生じる問題を解決するデザインがセンサリーデザインです。本日は発達障害の当事者のひとりとして、そのずれについて少し掘り下げてみたいと思います。

感覚が自動でうまく処理できない

私達が挙げる感覚のずれの中でも大きなもののひとつに、専門的には感覚処理障害(SPD)や感覚統合障害(SID)と呼ばれている、自閉症スペクトラム障害(ASD)と併発しやすい困難があります。感覚が過敏すぎたり、鈍感すぎたりするせいで、気持ちが逆立って落ち着かなくなり、イライラしたり、落ち込んだりします。例えば昨日の夜、私は服のタグや縫い目が気になり何度も着替えたり、いつもは好きなサンマの煮汁がとても不快に感じられて汚いものをいじっているような感覚がしました。
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コラム:「アスペには見えないね」への答え

「人々はそれを欲するところのそれを信じる」という言葉があります。『ガリア戦記』でのカエサルの言葉らしいですが、「人は見たいように見る」と思ったり感じたりすること、私には多くあります。そんな局面のひとつが、私がアスペだと伝えたあと、相手が言葉を投げ返す場面、例えば「アスペには見えないね」という言葉を聞いたときです。

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コラム:がんばったで賞とがんばっちゃう私

「がんばったで賞」を、もらったことがありますか。私は小学校低学年の頃にもらった記憶があります。成果よりも過程を大事にするタイプの人たちが発明しそうなこの賞は、あえて発明しなければならないほど、世の中にはありふれていないもののひとつです。ふつう、がんばったから即ち成果につながることは、なかなかありません。

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テントント通信:「がんばって」がつらい

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