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ギュッと包まれて、安心できる。『センサリー・ラウンジャー』

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画像出典元:The Star Online 様 http://www.thestar.com.my/

センサリーデザイン最前線 第12回

こんばんは。marfさんと同じく、先日までno.3の原稿作業に追われていたYutaniです。間もなく配布開始の予定ですのでお楽しみに!このコーナーでは、センサリーデザインの考えに基づいた世界中の最新アイテムをご紹介しています。

自閉傾向のある人には、身体を包み込んだり、軽く締め付けてくるような感覚を好む人が多いとされています。しかし、圧迫される感覚は好きだけれど、「人間に」抱き締められることは不快に感じるという人もいるかもしれません。人が人を抱きしめるという行為には精神的なカベが生まれがちなもの。今回は、自閉傾向のある子供たちの身体を包み込み、多動性やかんしゃくを和らげるために設計された椅子、「センサリー・ラウンジャー」をご紹介します。

センサリー・ラウンジャーは、米・カンザス州のBlue Valley学園地区の高校、Centre for Advanced Professional Studies(CAPS)の生徒たちが開発した椅子です。マレーシアのニュースメディアThe Star Onlineによる今年1月の記事から、センサリー・ラウンジャーの詳しい情報をお伝えします!

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Dinah #4 「ダイナと鉢合わせ」

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TENTONTOエンタメ部 第5回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部。今回はアスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍する「Dinah the aspie dinosaur」から、ダイナが病院の待合室で職場の知り合いとばったり会ってしまうお話です。さて、どうなる!?

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コラム:「アスペには見えないね」への答え

「人々はそれを欲するところのそれを信じる」という言葉があります。『ガリア戦記』でのカエサルの言葉らしいですが、「人は見たいように見る」と思ったり感じたりすること、私には多くあります。そんな局面のひとつが、私がアスペだと伝えたあと、相手が言葉を投げ返す場面、例えば「アスペには見えないね」という言葉を聞いたときです。

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カナダのコメディアン、40代でADHDの診断を受ける

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画像出典元:ADDitude 様 http://www.additudemag.com/

テントントさんがやってみたコト 第10回

TENTONTO メンバーのYutaniです。多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いを多くの人へ伝える活動をされている方々をご紹介するこのコーナー。第10回では、40代でADHDの診断を受けたカナダのコメディアン、Patrick McKennaさんをご紹介します。

Patrickさんは、1991年〜2006年にかけてカナダで放送されていたコメディ番組「The Red Green Show」への出演で一躍人気になりました。2009年には、Patrickさんは自身の障害をテーマにしたドキュメンタリー映画「ADD & Loving it?!(注意欠陥ってサイコー!?)」に出演しています。

ADHDは決して心良いものではないけれど、自分は障害に苦しむ人の中でも幸せな人間だった、と語るPatrickさん。薬の投与で症状を和らげながら、発達障害のアウェアネスと医薬による症状の緩和を広めるために活動されています。WebマガジンADDITUDEのインタビュー記事より、自身の障害に対する彼の思いを紹介します。

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ASD&ADHD的マインクラフト実況!②

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ASD&ADHD的マインクラフト実況 第2回

みなさまこんにちは、タキスです。当サイトでテントントさんへオススメのゲームとして度々ご紹介してきたMinecraft(マインクラフト)

なぜASDを持つ人はマインクラフトが好き?
ADHDで苦手なことも、ゲームなら大丈夫

マインクラフトをやったことのないテントントさんのために、私が友人たちとマインクラフトをプレイしている様子をご紹介しているこのコーナー。第2回の今回は、私達の世界の始まりの地「マサラ」の様子をご紹介します!

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これが自作の世界地図。「マサラ」は南東にある。クリックで拡大

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女性アスペシンガーへの13の質問

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画像出典元:BBC 様 http://www.bbc.com/

テントントさんがやってみたコト 第9回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、感覚の違いを多くの人へ伝える活動をされている方々をご紹介していきます。

今回は、このコーナー第2回でご紹介したアスペルガー症候群を持つニュージーランドのポップ・シンガーソングライター、レディホークさんへの別のインタビュー記事を見つけましたので、ご紹介させて頂きます。普段の生活や理想の彼氏、音楽とは、アスペを持った人たちへのアドバイスなどの質問に、とても素直に答える彼女の言葉をご覧ください。

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Dinah #3 「飲みに行こうよ、ダイナ」

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TENTONTOエンタメ部 第4回

TENTONTOメンバーのYutaniです。先月からこのコーナーでご紹介している「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するtwitterマンガです。今回はダイナが仕事のあと、仕事仲間から飲み会に誘われるエピソードをお届け。仕事仲間とは仲良くやっている彼女ですが、飲み会は苦手なようで…

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テントント通信:いつものときに備えて

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映画『ぼくは写真で世界とつながる』

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。本日は自閉症のアマチュア写真家・米田祐­二さんのドキュメンタリー映画をご紹介します。

15歳でデジタルカメラでの撮影をスタートした、自閉症のアマチュアカメラマン米田祐­二さんの姿に迫るドキュメンタリー。他者とのコミュニケーションが苦手な青年が家族の­元を離れ、飛行機にも初搭乗する沖縄3日間の旅に密着する。『ゴンドラ』のプロデュー­サーなどを務めてきた貞末麻哉子が制作や撮影や構成を担当し、母の米田千鶴さんや兄の­米田宏平さんらが登場。数々の素晴らしい写真はもとより、たくましく生きる家族の姿に­心打たれる。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0020145
製作・著作・配給: マザーバード
http://www.motherbird.net/~bokutuna/
撮影:米田祐二

米田祐­二さんは伝統的自閉症と呼ばれる、知的障害(ID)との合併のあるタイプの自閉症スペクトラムをお持ちのようです。アスペルガーを持つ私も鬱の酷かった20歳の頃に写真を嗜み、撮ることで自分にとって大切にしたい価値を確かめたことがあります。写真はアウトサイダー・アーティストにとっての真理を写す道具として、優れているものなのかもしれません。米田さんを映したこの映画は、米田さんと支援者の方々の活動を記録した貴重なものだと思います。2015年6月27日より京都・イオンシネマ久御山にて公開されるそうですので、お近くの方は鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

プチサピエンス:かんしゃくを鎮めるコツ5

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テントント先輩のプチサピエンス 第9回

先輩タキス(画像左、以下タ):みなさんこんにちは!もう5月も残すところ4日ですね。

タ:このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介しています。連続企画としてMyAspergersChild.comの『アスペルガーの子どもの落ち着かせ方:親のための50のコツ(How to Calm an Aspergers Child: 50 Tips for Parents)』から、テントントさんがリラックスしたり、テントントさんをリラックスさせたりする方法をご紹介していますが、今回がラストになります!

後輩るうが(画像右、以下る):いっぱいリラックス方法をきいたから、ちょっとずつやってみてるよ。

タ:お、るうがちゃん真面目にやってくれてるんだ!

る:たとえばね、前回散歩がいいって言うから、イライラしたときに家の周りを50周してみたよ。

タ:そ、そうなんだ。片方回転だと足につく筋肉のバランスが悪くなるから、逆周りもしようね。

る:うん!

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