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コラム:テントントさん、みんなであそぶ。

コミュニケーションのうまくいかなさ。ASDであれ、ADHDであれ、発達障害をもつひとの大半は抱えている、ひとりでないときに生じるこの手の困難は、たとえ息抜きであそぶにしたって関係してくる。

発達障害者やグレーの人は相対的に、ひとりあそびのうまいひとが多いと思う。どこから見つけてきたのというような趣味にハマっていたり、やりこんでいたりする。それ自体はいいことだけど、ひとつの遊びで得られる豊かさには限りがあって、晴らしたい気の種類によっては、有効でないこともありそうだ。

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“最強”のクマムシは”最高”にカワイイ

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S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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画像出典元:ナショナルジオグラフィック日本版サイト 様 http://natgeo.nikkeibp.co.jp

テントントの僕らの目が輝くもの 第11回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズタキスです。

このコーナーでは、ASDとADHDを持つ私が感動したもののうち、同じようにASDやADHDを持つ友人たちに紹介して評判が良かった情報をお伝えしていきます。

前々回に引き続き、私タキスの普段のネットサーフィンで見つけた、TENTONTOメンバー間で話題のコンテンツ。今回は目をキラキラさせて読んだ楽しいweb連載、National Geographic日本版のWebナショジオで連載された「クマムシ観察絵日記」をご紹介します。

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2018年、英・自閉症イベントに最新のセンサリールームが登場

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提供:The Autism Show http://london.autismshow.co.uk/

センサリーデザイン最前線 第43回

TENTONTO編集長のユミズタキスです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。本日はイギリスの話題。2018年6月にロンドンで開催予定のイベント、『The Autism Show – The National Event for Autism』。TENTONTOでもセンサリーデザインの話題で度々取り上げている全英自閉症協会がパートナーとなっているこのイベントの企画のひとつに、センサリールームのプロモーションが予定されているようです。告知サイトより日本語で最新のセンサリーデザインについてご紹介します。

http://london.autismshow.co.uk/whats/sensory-room/

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テントント通信:夏なのでちょっと旅に出てみました

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E = エモ(感動)

「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
 
 
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marf 作

風ノ旅ビト


 
 
 

~こちらは2015/08/04公開の記事の再掲載です~

 

バンクーバーのお父さん、息子のため自閉症スペクトラムの主人公が活躍するSFを書く

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Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 
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画像出典元:Oregonlive.com 様 http://www.oregonlive.com

テントントさんがやってみたコト 第15回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、自分の抱える感覚の違いに基づいて活動をされている方々をご紹介しています。本日は自閉症をもつ息子をモデルにして小説を書いたブライアン・タシマさんをご紹介します。

ブライアンさんはバンクーバー在住のミュージシャンです。
彼の息子、トーリン・タシマさん(現在17歳)はアメリカにいる自閉症スペクトラム障害をもつ350万人の中の1人です。彼は幼い頃に、数列や対話をそっくり記憶する、地元のモールを歩いては詳細な地図を作る、コンピュータを使う方法とそれを一から作る方法を見つけ出すなどをやってのけました。こういったASD者にみられるシステム指数の高さゆえの突出した能力が、父親ブライアンさんにはまるで魔法か強大な力のように思えたそうです。
それで、ある日トーリンさんが「自分のための本を書いてほしい」とブライアンさんに頼んだことを機に、ヤングアダルトSFファンタジー・シリーズ “Spectraland Saga” を執筆しました。
自閉症を強大な力として使う10代の子が主人公です。また、そのキャラクターはブライアンさんのようにミュージシャンでもあります。音楽が危機の瞬間に彼をもう一つの世界に導きます。

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思案ちゃん 2

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画:もぐらアスファルト直下

アスペル電波傍受:Mystery Tournament

Combo Breaker

Chicago’s Mystery Tournamentは、当日割り当てられた懐かしかったりマニアックだったりするタイトルや、音ゲーのコントローラで格ゲーをプレイしたりするといった、アメリカの格闘ゲーム大会で恒例になっているお祭りイベント。

テレビゲームについての幅広い知識や学習力が決め手となるトーナメントだが、その奇抜で風変わりな試合の様子は、テレビゲーム、そして遊ぶことそのものの癒やしと楽しさ、そして愛に満ちている。

狭い興味の範囲が一致した瞬間の、レアな感動がそこにある。

ユミズ タキス

【関連記事】
RedBull.com – ElvenShadow:Frosty Faustingsと日本(外部サイト)

TENTONTOweb人気記事ベスト50④

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こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

TENTONTOweb人気記事ベスト50と題して、アクセス数の多かった記事をご紹介しているこのコーナー。今回で4回目になります。(前回はこちら→

今回は人気のあった記事、第20位~第11位をお届けします。それではどうぞ。
 
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テントントなスラング:guesswork

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
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TENTONTOエンタメ部 第59回

こんにちは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

エンタメ部のコーナーでは、海外のスラング(隠語)や英単語をキーワードに、多くの人と感覚の違いをもって暮らす人=テントントさんの生活について考えてみる企画をお送りしています。題して、「テントントなスラング」

前回から久しぶりの更新。今回紹介するのは、広告や宣伝文の中によく登場する英単語です。

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“些細なこと”と自分―『汝自らを知れ』のセンサリー

些細なことに苦しめられるからこそ、われわれは些細なことに慰められる。(パスカル『パンセ(上)』塩見徹也訳57p・岩波文庫)

少し前に書いたコラムで、パスカルの考える葦の話をしました。思考する自己があることの価値を伝える言葉ですが、圧倒的な存在を知って打ちひしがれたとき、私はこの言葉が頭のなかに度々よぎります。

考える葦の言葉が書かれた『パンセ』には、感覚と思考についての洞察が散見されます。虫が一匹耳元でぶんぶん飛び回っているだけで、世界最高の頭脳ですらその能力が発揮できなくなる、といった洞察です(同書p72)。これは私がTENTONTOを通して伝えたいセンサリーデザインが、どれだけ大切かを理解するきっかけに良い例えだと思います。

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