発達障害という精神の障害。趣味嗜好の偏りや強迫性、感覚の過敏がみられることも多い当事者の思考回路に、もし非当事者がダイブできるのなら。その特異な精神世界を伝えるような芸術表現を探すコーナー
* * *
アイデンティティは狂瀾と不可分であるはずの、確かな異常性として生起するもの。センサリー・スティミュレーターと、しなやかで美しく、キツく、そして激しい女性性。コミカルな描写ながら、根の部分で人の持つ感覚について考えさせられる。
ユミズタキス
【関連記事】
アスペル電波傍受:Love and Other Utopias
アスペル電波傍受:Not Waving — I Know I Know I Know [OFFICIAL VIDEO]
コラム:刺激たちと暮らすこと
発達障害という精神の障害。趣味嗜好の偏りや強迫性、感覚の過敏がみられることも多い当事者の思考回路に、もし非当事者がダイブできるのなら。その特異な精神世界を伝えるような芸術表現を探すコーナー
ユミズタキス
【関連記事】
自閉症の感覚過敏って、どんな感じ?(動画)
センサリーを聴く:Without You | Danny L Harle | Sugary Pop Music Video By Kim Laughton | RANDOM ACTS
R = ラジオ(ラジオ)
ツイキャス番組「MC Yutaniのradio情報デスク」を配信します。
こんばんは。ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutani(ユタニ)です。本日22時から、twitterと連動した配信サービス・twitcasting(ツイキャス)でラジオ番組「MC Yutaniのradio情報デスク」をお届けしました。
去年5月にスタートした当ツイキャス配信。今夜の配信で50回目を迎えました!いつもお聞きいただいているリスナーの皆さんに、誠にありがとうございます。今回は「VA-11 HALL-A ヴァルハラ」など最近のアツいゲーム事情や、「静かな終わり」を感じさせるFlying Lotusの新曲「Post Requisite」PVなど…についてお話しした30分間でした。
みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。発達障害当事者の日常をテーマに、リラックス出来ないASD(自閉症スペクトラム)&ADHD(注意欠陥性・多動性)のココロを描くこのコーナー。これまでも津々浦々についてお話してきましたが、今日はみなさんに「音楽のせいでチルれない」というテーマで、お話をしたいと思います。
音楽とは一体どんなものでしょうか。流行りの曲を聴いて乗り遅れないようにしたり、当時の曲を聴いて懐かしむためのものだという意見は多数派だと思います。常識的に生きていればそういった性質の音楽は触れ合う機会の多いものですので、常識的な生き方を丸ごと美化するのであれば、必然音楽もそのような意識で捉えられるのだろうなと思います。しかし、私はこういった意見に賛同できません。
R = ラジオ(ラジオ)
ツイキャス番組「MC Yutaniのradio情報デスク」を配信します。
こんばんは。ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutani(ユタニ)です。本日22時から、twitterと連動した配信サービス・twitcasting(ツイキャス)でラジオ番組「MC Yutaniのradio情報デスク」をお届けしました。
3連休初日の本日、TENTONTOweb毎日更新終了以来初めてのラジオ配信となりました。ユタニが今の時期、コンビニでつい買ってしまう食べ物の話や、センサリーを実現した一形態としての「R.I.Pコンテンツ」についてお話しした1時間でした。楽しんでいただけたでしょうか?
E = エモ(感動)
「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
バップ=幅広い自閉症の表現型。それは自閉症スペクトラム症状の一部をもつ人たちの総称。ASD者からも定型発達者からもちょっと違う、不思議でありふれた存在。彼らの共通して好むものから、私はスペクトラムについて理解を深められている。
ユミズタキス
E = エモ(感動)
「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
画像出典元:CreativeBloq 様 http://www.creativebloq.com/
編集長のユミズタキスです。今日は、昨日の記事でご紹介した、Honeyslug制作の異色のアクションゲーム「ホホクム」について、TENTONTO誌的な観点から解説をしてみます。
発達障害についての情報を発信する団体のサイトで、そもそもなぜこういったゲームを取り上げるのか。その疑問の答えは、発達障害をもつ人々の「癒し」につながるデザイン要素を模索する中で、ゲームの中にその答えを、当事者である私がまま見出してきたからです。
「ホホクム」もそのひとつです。虹色のヘビになって風変わりな世界を探検するこのゲーム。プレイするといつも私は、日々枯渇している「センサリー体験」の感動を、一気に得られるのです。
ASD者、とくにASDをもつ子どもを「はげます」装置として、日本ではスヌーズレンとしても知られる、幻想的な光のゆらめきによる知覚刺激があります。こういったものに当事者は感動を落ち着きを感じる傾向があるため、欧米、特にイギリスでの施設の導入事例が多いことは、これまでの記事でもご紹介してきました。
ではなんの要素に癒やされているのか。これは当事者である私にとっても、大きな謎のひとつです。街を彩るイルミネーションをはじめ、キレイなものをみると人は癒されるという一般則はありますが、なにをキレイと思うのかに、非ASD者とのズレを感じることが私は多々あります。