生まれつきの自閉的感覚のままに、リラックスして見れる映画館。アメリカ・デトロイトでは、自閉症スペクトラム症状(ASC)をもつ人たちのために、映画館を特別仕様にした上映日が設けられています。自閉症支援サービスとの連携で、映画館スタッフも教育を受けて万全のサポート体制。日本の映画館でも、このような試みがなされると良いですね。詳細は以下より。The Detroit Newsの記事を、日本語訳にしてお届けします。
このコーナーでは世界で次々と生まれる、最新のセンサリーデザインをご紹介します。第15回は”NeuroTribes: The Legacy of Autism and the Future of Neurodiversity“を執筆したスティーヴ・シルベルマン氏の、WIREDに掲載されたインタビューを一部和訳してお届けします。
スティーヴ・シルベルマン氏はWIREDやThe New Yorkerなどで活躍しているサイエンスライターです。著者はシリコンバレーに住む技術者にアスペルガー症候群をもつ子どもがいることが多いという共通点をみつけ、2001年に”The Geek Syndrome”という記事をWIREDに書いています。この書籍は「心理学史」的に自閉症ついてまとめてある本で、2015年、ノンフィクションが対象となっているサミュエル・ジョンソン賞を受賞しました。