Wear Space is a wearable device prototype by Panasonic, to help users focus on their work by limiting their peripheral vision and blocking distracting sounds. Wear Space has been tested by people at Tentonto, which publishes a free paper about the concept of sensory design for people with ASD or ADHD.
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編集長のユミズタキスです。本日13時からクラウドファンディングがスタートした、パナソニック発のウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」。センサリーデザイン最前線第52回 発達障害当事者はウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」の癒やしを体験するかでご紹介したセンサリープロダクトになります。
発達障害(ASD、ADHD、LD)当事者の感覚過敏の不快感、そこから発生する注意欠陥や学習、就労の困難といった問題を解決する大きな可能性に注目した私達は、パナソニック アプライアンス社デザインセンターFUTURE LIFE FACTORY様に連絡を取らせていただきました。そして打ち合わせを重ねさせていただいた結果、ボランティアによるコラボレーション企画として本体験会を開催していただくこととなりました。本日のクラウドファンディング発表会では、体験会動画の初お披露目という場でもありました。
こんにちは、加間です。TENTONTOですが、11月の文学フリマに向けて一同頑張っております。新しくみなさんに発表できるもののない現状ですが、せっかくですので進捗状況をお伝えしてみたいと思います。
「できるテラフォーミング ―7人の発達障害当事者による生活報告書―」
以前、文学フリマで販売する冊子のタイトルを発表しましたが、こちらの冊子をなんとか完成させるべく、せっせこせっせこと動いています。7人の発達障害当事者で執筆ともなると、言わずもがなといいますかスムーズにコトは進まないものですね。あらかじめ決めておいた締切を過ぎても、集まったのは半分ほど。なんとか協力を仰ぎ、いまのところ5人分のテキストを集めることができました。5人集まっただけでも大きな達成感を感じている自分がいます。企画を引っ張ること自体が私は人生で初めてなので、ちいさなことでも非常に大きなことに感じます。
TENTONTOメンバーのmarfです。先日公開となった発達障害当事者の姿を描く映画『500ページの夢の束』において、東京・大阪でのセンサリーフレンドリー上映の実施が決定されました!国内大手シネコンでは初の試みとなっています。
センサリーフレンドリー上映とは:
ASDやADHDを持つ人の多くは感覚(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚・平衡感覚・深部感覚)の感受性が鋭すぎたり鈍すぎる場合があります。通常上映では寄り添いきれない感覚の違いに配慮した工夫がされています。
実施劇場・日程:
【東京】新宿ピカデリー 9/24(月・祝)朝8時50分の回(10時23分終了予定)
【大阪】なんばパークスシネマ 9/22(土)朝8時50分の回(10時23分終了予定)
今回の上映環境:
・幕間CMの上映ナシ
・予告篇の上映ナシ
・本篇上映中の場内照明を通常より明るめに設定
・本篇上映中の音量を抑えめに設定
・上映中の立ち歩き・声出しOK
・上映中のシアターへの入退出自由
©2016 PSB Film LLC
TENTONTOメンバーのmarfです。本日は先日行われた映画『500ページの夢の束』センサリーフレンドリー試写会の体験レポートをお届けします。
これまでTENTONTOでは、海外で活発になっているセンサリーフレンドリー上映の試みについて記事にてご紹介してきました(下部の関連記事参照)。今回はTENTONTOメンバーのユミズタキス、marf、なるやえにし、青いロクの発達障害当事者4名で、記者として試写会に参加しました。発達障害の当事者ということで、当日は来場の方々と同じ条件で鑑賞させていただき、とても貴重な体験ができました。
既に毎日新聞デジタル毎日様、発達障害ニュースメディアたーとるうぃず様で写真とともに詳しい記事も公開されています。TENTONTOではセンサリーフレンドリーの実体験の感想を、インタビュー形式でメンバーそれぞれからお届けしてみたいと思います。当事者の視点で気づいたこと、思ったことを記事にすることで、これから体験してみたいという方への参考になりましたら幸いです。
©2016 PSB Film LLC
Photo by TEHO
こんにちは、加間です。先日メンバー7名によって行われた文学フリマ企画meeting第4回目の様子をお伝えします。
まず今回のmeetingでは、文学フリマで販売する冊子の要となるタイトルと概要が決まりましたので発表いたします!
できるテラフォーミング ―7人の発達障害当事者による生活報告書―
テラフォーミングとは”惑星の環境を変化させ、生存可能に改造すること”。本誌は発達当事者である私たち(テラフォーマー)による記録集である。日々を暮らす上での困難と絶望を、7名が自分なりのテラフォーミングスタイルで、僅かな希望に繋げていく。
今回の冊子では、模索して自らが過ごしやすい環境づくりに努める発達当事者の実態を、メンバー各々で綴っていきます。発達当事者は”テラフォーミング”をしないことには、自分の住みやすい環境を手に入れることができないのかもしれない。そんなところから、タイトルが決まりました。
こんにちは、tentontoメンバーのTEHOです。今日は先日行われた、今年11月の文学フリマを目指しての第三回目のmeetingの様子をお伝えしたいと思います。
前回の話し合いでは「感情整理、不安解消法」に焦点をあてた本を目指そうというように、完成像のイメージをメンバー間で共有しました。今回は企画を更に進展させるために内容を固めていくべく、メンバー各人がどのように感情整理、不安解消と向き合っているのかを話し合って共有しました。私が普段漠然と考えていた私の不安解消法も、メンバーに話を聞いてもらったり突っ込まれたりする中で理解がより深まりました。より良い文章を書くにあたって、題材に関する見方が広がった点において今回のmeetingは個人的にもとても有意義な話し合いとなりました。
また、表紙はどのようなものにしようかということも話し合い、ありがたいことに私の撮った写真を表紙にしてはどうかという案をいただきました。なかなかに責任重大ですが、今までにないような文芸誌の表紙を飾るのにふさわしい写真を撮るべくモチベーションが上がっております。ご期待いただければと思います。
次回のmeetingではいよいよ文学フリマに参加の申し込みをし、より具体的な詳細を決められたらと考えております。
TEHO
先月末、ことし11月の文学フリマを目指して作成中の発達障害者向け本について、メンバー5名で第二回のmeetingを行いました。第一回では「発達障害者向けの手帳術」という題材で進めていこうか、という話が出ていましたが、今回の話し合いでは手帳にこだわらず、当事者各々で実施している「感情整理、不安解消法」に焦点をあてた本にしていくのはどうか、という話になりました。メンバーからも実体験や意見を積極的に話してもらえたので、視野が広がりました。
私事ですが、実は最近新しい仕事を始めました(や、やったー!)(でもやっぱり人、怖い…)(あぁ…大丈夫かな…)。数ヶ月前からすると環境が一気に変わったこともあり、いろいろ思っていることがありますが、できることなら長く続けてみたい。それを叶えるためには、自分に合った”ライフハック”を取り入れることや、自身の生活スタイルを再考することが必要な気がしています。(が、がんばるぞ!)
感情の整理をすることは、生活を送っていく上でも何かにチャレンジする上でもプラスになることが多いと感じています。ただ私自身に関しては、整理をやりすぎてしまう傾向が災いして、臆病になったりニヒリズムに陥ってしまうケースも多発しがちだったり。……人間は不完全な生き物だということを、忘れてはいけませんね。
今月のmeetingでは、いよいよ申し込みができるように内容をまとめていきたいと思います。
余談
わ田かまりという活動名を、加間 衣記(かま いき)という活動名に変更しました。わ田かまりという文字列は大して面白くもないのに変に奇抜で、単純にこれからもやっていける自信がなくなったからです。こんなところにも神経質さが出ていて恥ずかしいかぎり。しょぼい人間ですが、メンバーと一緒になんとか頑張っていい本を作っていきたいです。