日本初・川崎市のショッピングモールで「クワイエットアワー」を実施
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今週日曜の7月28日、川崎市のショッピングモールで、感覚過敏をもつ発達障害当事者のための「クワイエットアワー」を日本で初めて実験的に実施することが発表されました。
川崎市:日本初!商業施設における「クワイエットアワー」を実施します
クワイエットアワーとは、聴覚、視覚の過敏さをもつ発達障害者が安心して施設内で過ごせるよう、特定の曜日や時間帯で施設内の音や光を低減するという取り組みです。一例として、英国の大手スーパーマーケット・モリソンズでは、全ての店舗で毎週土曜日の朝、クワイエットアワーを実施しています。
川崎市による今回の試みでは「店内照明の明るさの緩和」「店内BGMのカット、レジスキャン音量の緩和」といった感覚刺激を低減する内容のほか、ストレスを感じた際に気持ちを落ち着かせることのできる「カームダウンエリア」の設置を実施することが発表されています。また、実際に感覚過敏の当事者やその家族、近隣住民に買い物をしてもらい、結果を検証して次回以降の展開へ繋げるとのことです。
競技場へのセンサリールームの設置も含め、市の主導により発達障害当事者のためのセンサリーな試みが進められている川崎市。今後の動きにも注目していきたいと思います。
Yutani
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