Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」ノエビアスタジアム神戸に常設

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提供:PR TIMES https://prtimes.jp/

センサリーデザイン最前線 第62回

TENTONTO編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。今回は第60回で取り上げた日本国内でのセンサリールーム展開の続報がありましたので、記事にてご紹介したいと思います。
 
 
Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」 Yogibo WEリーグが行われる「ノエビアスタジアム神戸」に常設 – PR TIMES


 

快適すぎて動けなくなる魔法のソファYogibo(ヨギボー)を展開する株式会社ウェブシャーク(大阪市中央区/代表取締役社長 木村誠司)は、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)およびINAC神戸レオネッサのご協力のもと、9月12日(日)に開幕を迎える2021-22 Yogibo WEリーグの開幕戦会場であるノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)に、Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」を導入いたしました。

本取り組みはYogiboがタイトルパートナーを務めるWEリーグが行う多様性社会の実現に向けた活動「WE ACTION」の一環となります。この度の常設化によりWEリーグ参加クラブである「INAC神戸レオネッサ」のホームゲーム開催時において、センサリールームの利用が可能となります。

※WEリーグ開催時以外のセンサリールーム運営については調整中となっております。

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提供:PR TIMES https://prtimes.jp/

 
 
センサリールームとは、聴覚や視覚など感覚過敏の症状がある人やその家族が安心して過ごすことができる部屋です。大きな音や眩しい光、人混みなどが苦手な方でも落ち着いた環境でスポーツ観戦を楽しむことができる空間となっております。

今回プロデュースしたセンサリールームのコンセプトはコクーン(繭)。母親の胎内のように優しく包みこまれた空間をイメージして設計しております。部屋全体はナチュラルで温かみのある色調にすることで落ち着いた空間となっており、床面には人工芝を敷くことでスポーツ観戦の臨場感を演出しております。
 
 
また、Yogiboのビーズソファを始め、ぬいぐるみや玩具を取りそろえ、子どもだけでなく家族全員が安心してゆったりと過ごせる空間となっております。なお、センサリールームの運営にあたっては、数々のコンサルティング実績のある橋口亜希子個人事務所様にサポート頂きます。

欧米や豪州を中心にスポーツ施設での設置が広まりつつある中、日本国内においてはまだまだ「センサリールーム」自体の認知が低い状況です。Yogiboはスポーツや文化活動に誰しも参加できるストレスのない社会の実現を目指し、今後も『センサリールーム』の啓発・普及を推進してまいります。

 
 
観戦の喜びをより多くの人が体感できるチャンスが増えました。明日から導入されるとのこと、体験される方の感想が気になります。
 
 
marf
 
 
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