プチサピエンス:かんしゃくを鎮めるコツ5

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テントント先輩のプチサピエンス 第9回

先輩タキス(画像左、以下タ):みなさんこんにちは!もう5月も残すところ4日ですね。

タ:このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介しています。連続企画としてMyAspergersChild.comの『アスペルガーの子どもの落ち着かせ方:親のための50のコツ(How to Calm an Aspergers Child: 50 Tips for Parents)』から、テントントさんがリラックスしたり、テントントさんをリラックスさせたりする方法をご紹介していますが、今回がラストになります!

後輩るうが(画像右、以下る):いっぱいリラックス方法をきいたから、ちょっとずつやってみてるよ。

タ:お、るうがちゃん真面目にやってくれてるんだ!

る:たとえばね、前回散歩がいいって言うから、イライラしたときに家の周りを50周してみたよ。

タ:そ、そうなんだ。片方回転だと足につく筋肉のバランスが悪くなるから、逆周りもしようね。

る:うん!

る:41.アスペルガーの子どもは自分の振る舞いが他の人に与える影響について注意を払わない。もしその子が叩いたり、噛んだり、蹴ったりしたら、彼のレベルに合わせて、他の人がどんな風に思うかな?と穏やかに尋ねよう。「おねえちゃんが蹴ってきたら、あなたは怪我して泣いちゃうでしょ?」と、考えさせるためのきっかけを与えよう。

タ:言葉にするのを面倒臭がらずにしてもらえると、やっぱり助かります。

タ:42.感情のエネルギーを解放するために、ものづくりの機会をたくさん与えてあげよう。

タ:43.アロマセラピーを試そう!

る:あ、そうだ。好きなアロマを作ればいい!いっぺんにふたつできる。

る:44.魚の油(DHA)には鎮静効果があるので使ってみよう。

タ:45.字が書けるようになった子どもには、書き出すことは凍てついた心をほぐして不安を解消させる素晴らしい方法。溜め込んだストレスを発散できる。年齢に応じて1ページでもいいから毎日日記を書く習慣をつけさせよう。彼らのイライラの原因が整理されます。彼らのプライバシーを尊重して、覗き見ないように注意しましょう。

タ:毎日書くと書くスピードも上がりますし、考え方も変わってくると思います。私もおすすめです。

タ:46.考え方を切り替えて、正直さ、忍耐力、根気、問題解決の才能をもったアスペルガーの子どもたちから学ぼう。

る:シュショウなココロガケだな。

タ:言ってみたかっただけでしょ?

る:へへ。47.攻撃的な描写のあるテレビやゲームは、子ども達を攻撃的にする。いつも攻撃的な子どもは、そのようなものを見ることを制限しよう。内容についても、暴力はいい方法ではなく問題解決にはならないと説明して下さい。

タ:興奮のコントロールが利かないうちから刺激物ばかりでは、心の平静を知らないままに過ごしてしまいます。暴力的なものはあくまで嗜好品ということを学ばせてあげて下さいね。

タ:48.落ち着いた曲調の曲をかけよう。

タ:ちなみに私はよくこの曲を聴いています↓

る:49.かんしゃくを起こした状況から立ち去ることが、しばしば一番いい方法の場合がある。とはいえ、移動した先が安全で怪我をしない場所を選ぶ必要がある。

る:50.アスペルガーの子どもを落ち着かせるために食事療法も有効。偏食がある場合は、とくに栄養価に気を配ってあげる必要がある。

る:おわったー。いっぱいあったね。いくつかでも意識するだけで、ぜんぜん違う毎日になりそう。

タ:5月を通してお送りしてきたこの企画、いかがでしたでしょうか。ご感想・ご質問などありましたら、下のコメント欄からおねがいします!

る:まってまーす。

ユミズ タキス